岩波ブックレット<br> 過労死110番―働かせ方を問い続けて30年

個数:
電子版価格
¥572
  • 電書あり

岩波ブックレット
過労死110番―働かせ方を問い続けて30年

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年03月29日 10時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 64p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002710099
  • NDC分類 366.99
  • Cコード C0336

出版社内容情報

日本発の言葉「過労死」を死語に!  「過労で人が死ぬはずがない」と言われた頃からの遺族たちの闘いの歴史

内容説明

「過労で人が死ぬはずがない」とされ、「急性死」といわれていた当初から、遺族の声なき声に耳を傾けてきた無料電話相談「過労死110番」。今や「KAROSHI」は、英語の辞書にも載る日本発の言葉となった。だが、依然として過労死・過労自殺が減る兆しは見えない。今、改めて過労死をなくすために、どういった取り組みが必要なのか。考える出発点として、その救済の歩みをたどり、現在の課題を見据える。

目次

過労死の現状と「働き方改革」の行方
過労死110番の三〇年
取材を通して考える
遺族の話・1 夫を、そして父を家庭に取り戻すために
遺族の話・2 夫の生きた証、一〇年九か月の闘い
遺族の話・3 まるで無法地帯の職場が奪った息子の命
リレートーク 「過労死」を死語に

著者等紹介

森岡孝二[モリオカコウジ]
1944‐2018年、関西大学名誉教授、経済学博士(京都大学)。専門は企業社会論、株主オンブズマン代表、大阪過労死問題連絡会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うれい

4
全ての働く人、その家族に読んでほしい。60頁ほどなのですぐに読める。働きすぎて死に至ることが全く認知されず、今でいう過労死が「急性死」や「“いわゆる”過労死」と呼ばれていた時代から、会社に、社会に殺された遺族は闘っていた。人口に膾炙する前から過労死を問題として取り上げてきた遺族、弁護士、記者の話を少しずつ集めたブックレット。特に心に残るのはリレートークの織田さんの最後の言葉。人には悲しいことやつらいことを忘れようとする本性がある。しかし過労死で家族を失った遺族はその本性に抗い、何十年も闘ってきたのだ、と。2020/02/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14497845
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。