岩波ブックレット<br> 動かすな、原発。―大飯原発地裁判決からの出発

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動かすな、原発。―大飯原発地裁判決からの出発

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  • サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002709123
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0336

内容説明

3.11の福島第一原子力発電所事故の後、唯一再稼働をした「実績」を持つ大飯原発に対して、福井地裁は「動かしてはならない」との判決を出した。「原発銀座」「原発城下町」で長年にわたり大飯原発の危険性を訴えてきた原告・弁護団の声を紹介するとともに、判決の内容と今後への影響を分析する。

目次

司法への絶望と希望―裁判所は3・11に向き合えるか
「原発銀座」の名を返上する日へ
「王様は裸だ」―事実と常識に基づく判決が出されるまで
司法は生きていた―動かしようのない事実と論理に裏づけられた判決
福井地裁判決はどのような影響をもたらすか
大飯原発三、四号機運転差止請求事件・判決要旨

著者等紹介

小出裕章[コイデヒロアキ]
1949年、東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。東北大学工学部原子核工学科卒、同大学院修了。放射線計測、原子力施設の工学的安全性の分析が専門

海渡雄一[カイドユウイチ]
1955年生まれ。弁護士。東京大学法学部卒業。脱原発弁護団全国連絡会共同代表、日弁連秘密保全法制対策本部副本部長

島田広[シマダヒロシ]
1968年生まれ。弁護士。金沢大学大学院法務研究科非常勤講師。大飯原発福井訴訟弁護団副団長。これまでに高速増殖炉もんじゅ設置許可無効確認訴訟などの弁護団に参加

中嶌哲演[ナカジマテツエン]
1942年生まれ。明通寺(福井県小浜市)住職。1963年、学生時代に原爆被爆者と出会い、1968~94年に被爆者援護托鉢。以来、小浜市をはじめ福井県内外の反原発/脱原発運動に参加

河合弘之[カワイヒロユキ]
1944年、旧満州生まれ。弁護士。東京大学法学部卒業。脱原発弁護団全国連絡会共同代表、浜岡原発差止訴訟弁護団長、大間原発差止訴訟弁護団共同代表など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

32
小出裕章先生:原発は絶対安全、避難の必要な事故は決して起きないと国、電力会社は言ってきたが、事実により否定された(4頁)。世の中に絶対はない。詭弁を見抜くには読書で常識批判力を蓄えよう。海渡雄一先生:福島原発事故以前の旧態依然の議論を繰り返す原子力ムラ(32頁~)。炉心内部の検証できず。事故過程と原因に未解明点があることは学会も認めているという。河合弘之先生:浜岡原発差し止め訴訟で、中電は先生たちの主張に実質反論できていないという(40頁~)。2015/08/01

gollum

17
2014-05-21の福井地裁の ”大飯原発3,4号機運転差止請求時件・判決要旨” を読めるだけでも買う価値がある。「当裁判所は、極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いの問題等とを並べて論じるような議論に加わったり、その議論の当否を判断すること自体、法的に許されないことであると考えている」という下り、経済活動の自由は、生存を基礎とする人格権より劣位に置かれるべきもの、とする指摘は、司法の役割を学校授業で討論する時の題材としてもいい。2015/02/01

乱読家 護る会支持!

4
大飯原発再稼働の差し止めを命じた地裁判決。判決理由は、、、冷却ができなくなる基準地震動を超える地震が、ここ10年間で4つの原発て5回以上起こっていること。地震による外部電源の喪失や主給水の遮断が基準地震動以下の地震によって生じる危険性があること。重大な被害をもたらす可能性のある使用済み核燃料は、原子炉収納容器ほど堅牢な施設に囲われずに保存されていること。。。よーするに、今の原発のほとんどは、今のまま稼働させるのは危険という事です、、、2015/01/13

Amy

1
63ページの薄さだが、5人の各方面の専門家による解説。2022/01/07

130

1
福井地裁の判決がいかに重いのを教えてくれた一冊。 その他の今後の裁判はどうなっているのだろうか?2015/06/07

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