岩波ブックレット<br> 信用金庫の力―人をつなぐ、地域を守る

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信用金庫の力―人をつなぐ、地域を守る

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  • サイズ A5判/ページ数 71p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002708508
  • NDC分類 338.73
  • Cコード C0336

出版社内容情報

信用金庫は小規模な銀行と思われがちだ.しかし,その歴史を紐解くと,お金のもたらす弊害を防ぎ,人の暮らしや地域を豊かにする崇高な理念が浮かぶ.市場や金融が力をもち,経済格差が拡大する現在,信用金庫だからできることがある.3.11以降,脱原発への様々な取り組みで注目を集める城南信用金庫の理事長が,信用金庫の意義を語る.

内容説明

信用金庫は小規模な銀行と思われがちだ。しかし、その歴史を紐解くと、お金のもたらす弊害を防ぎ、人の暮らしや地域を豊かにする崇高な理念が浮かぶ。市場や金融が力をもち、経済格差が拡大する現在、信用金庫だからこそできることがある。3・11以降、脱原発へ向けた取り組みなどで注目を集める城南信用金庫の理事長が、信用金庫の意義と未来を語る。

目次

はじめに 信用金庫とは
第1章 お金が暴走する時代に
第2章 株式会社に欠けているもの―協同組合運動の意義
第3章 お金の弊害にどう対抗するか
第4章 効率だけでは企業は成り立たない
第5章 原発に頼らない社会に向けて
おわりに 信用金庫の原点に戻って

著者等紹介

吉原毅[ヨシワラツヨシ]
1955年東京都生まれ。1977年慶應義塾大学経済学部卒業。同年城南信用金庫入職。1983年企画部配属。1992年理事・企画部長。1996年常務理事。2000年専務理事。2006年副理事長。2010年11月理事長就任後、協同組織としての原点回帰の方針を打ち出し、理事長の年収を支店長以下の1200万円に抑え、任期を理事長・会長の通算で最長4年、定年を60歳とするなど、コーポレートガバナンスを目的とした異色の改革を断行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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烟々羅

18
地域の活性化を図り、雨の日に傘を貸すリスクで儲けるという信用金庫の理念がどのように経営というリアルを成り立たせているか、それとも成り立っていないかという話を読もうと手に取った。理念に準じて東京の信用金庫は原発を拒否すべきだと、理念のはなしに終始して「どうしてこうなった」。 娘に「京都市は昔から共産党が強く」と話をしたあと、淳久堂京都店で岩波ブックレットが多数並んでいるのをみて「世間の3-4割が賛成して3-4割に異論があるという意味で偏ってる。岩波書店にそんな印象なかったのに」といいつつ買った一冊でした2014/05/15

ともひろ

14
著者は元城南信金理事長。経済に対するアプローチは独特なものがあるが、信用金庫の公共性に着目した視点は学ぶ点が多い。ドラッカーを引用し、企業にコミュニティの要素を求め、コミュニティには、出会い、共感、感謝、感動、理想、文化、学び、成長、発展があるとしている。今一度考え直さなくては。2018/06/07

ステビア

13
信金受けようかなーとか思ってるので。 典型的left-liberalの主張であまり賛同できませんでした ごめんなさい。2015/03/19

Takao

5
2012年9月5日発行(初版)。著者が「脱原発」を宣言した城南信用金庫理事長、と聞き本書を買い求めたものの、長らく積読。発行から4年を経て初めて読み終えた。信用金庫も銀行と同じ金融機関にすぎないと思っていたが大きな誤解であった。近年、CSRと盛んに言われるが、そもそも「利潤」追求を自己目的とする株式会社にそれを求めるのは不可能ではないのか。本書ではアダム・スミスが『国富論』のなかで「株式会社はいかがわしい組織だ」と株式会社に対する不信を述べていることも紹介されている。「信用金庫」に対する認識を新たにした。2016/12/26

ミヒャエル・安吾

4
金融に人の心を2017/02/22

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