出版社内容情報
信用金庫は小規模な銀行と思われがちだ.しかし,その歴史を紐解くと,お金のもたらす弊害を防ぎ,人の暮らしや地域を豊かにする崇高な理念が浮かぶ.市場や金融が力をもち,経済格差が拡大する現在,信用金庫だからできることがある.3.11以降,脱原発への様々な取り組みで注目を集める城南信用金庫の理事長が,信用金庫の意義を語る.
内容説明
信用金庫は小規模な銀行と思われがちだ。しかし、その歴史を紐解くと、お金のもたらす弊害を防ぎ、人の暮らしや地域を豊かにする崇高な理念が浮かぶ。市場や金融が力をもち、経済格差が拡大する現在、信用金庫だからこそできることがある。3・11以降、脱原発へ向けた取り組みなどで注目を集める城南信用金庫の理事長が、信用金庫の意義と未来を語る。
目次
はじめに 信用金庫とは
第1章 お金が暴走する時代に
第2章 株式会社に欠けているもの―協同組合運動の意義
第3章 お金の弊害にどう対抗するか
第4章 効率だけでは企業は成り立たない
第5章 原発に頼らない社会に向けて
おわりに 信用金庫の原点に戻って
著者等紹介
吉原毅[ヨシワラツヨシ]
1955年東京都生まれ。1977年慶應義塾大学経済学部卒業。同年城南信用金庫入職。1983年企画部配属。1992年理事・企画部長。1996年常務理事。2000年専務理事。2006年副理事長。2010年11月理事長就任後、協同組織としての原点回帰の方針を打ち出し、理事長の年収を支店長以下の1200万円に抑え、任期を理事長・会長の通算で最長4年、定年を60歳とするなど、コーポレートガバナンスを目的とした異色の改革を断行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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