同時代ライブラリー<br> 宮沢賢治―存在の祭りの中へ

同時代ライブラリー
宮沢賢治―存在の祭りの中へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 290p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784002600772
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0395

出版社内容情報

詩や童話のきらめきを撤き,農民たちとの共生を夢みて近代日本を駆けぬけた一つの生.彼の意識とは身体とは自我とは何だったのか? 詩のかなたの詩を生きた人間宮沢賢治の軌跡を現代の思想として甦らせた名著の増補版.

内容説明

常にみずみずしい詩や童話、農民たちとの共生を夢みた教師生活と〈羅須地人協会〉の活動―。わたしたちを永遠に問いつづける彼の意識とは身体とは自我とは何だったのか?詩のかなたの詩を生きた人間宮沢賢治の軌跡を現代の思想として甦らせた名著に、異文化と呼応する賢治の世界を論じた一章を増補した決定版。

目次

序章 銀河と鉄道
第1章 自我という罪
第2章 焼身幻想
第3章 存在の祭りの中へ
第4章 舞い下りる翼
補章 風景が離陸するとき―シャイアンの宮沢賢治

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

51
レポートのための読書。賢治も出自の苦しみ、そして世界に対する自己の違和に苦しんだ作家であった。2016/10/14

Mie

0
これまでに読んだ何かの本にこの本の文が一部引用されていて、気になって読んだ本。特に宮沢賢治に詳しいわけでもないので、本当に文をなぞって読んだだけ。 どんな哲学者もそうだけど、どうしてこの人たちはこんなに自我のことをあらゆる語彙で考え、別の形で表現さることができるんだろう… いつになったら私にもそれができるのか…2023/08/26

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