奇妙でフシギな話ばかり

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奇妙でフシギな話ばかり

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  • サイズ 46判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784001160581
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

天使がくれた箱を守りぬく男の一生、恐ろしい森の大男、ふしぎなユニコーンの角、掃除好きなおせっかい小人と散らかし魔の女の子のバトル、血の言葉を語る者たちの歴史、エルフや狼男……。ユーモアとホラーが織りなす、幻想的で美しい世界。金原氏が愛してやまない、ファンタジーの名手による9つの味わい深い短編。


【目次】

内容説明

ユーモアとホラーが交差し、幻想的な世界が織りなす、摩可不思議な話ばかり!翻訳の名手がずっと訳したかった偏愛の短編集!!天使からあずかった箱を守りぬく男の一生、掃除好きなブラウニーVS散らかし魔の女の子、ユニコーンの角に魅せられた孤独な少年、戦争が大嫌いな青年が首を斬られた後も訴えたかったこと…。奇想天外、味わい深い9編。

著者等紹介

コウヴィル,ブルース[コウヴィル,ブルース] [Coville,Bruce]
1950‐。アメリカ・ニューヨーク州生まれ。子どものころは「メアリー・ポピンズ」「ドリトル先生」シリーズなどを愛読し、17歳で作家を志す。おもちゃ製作、雑誌編集者、墓掘り人、調理器具販売員、小学校教師などの職を経て、1977年にThe Foolish Giantでデビュー。ファンタジーを中心に、多くのYA・児童書を発表している

金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954‐。岡山市生まれ。翻訳家。法政大学名誉教授。訳書は650冊以上。エッセイやYAを中心とした読書ガイドなど、編著書も多い

橋賢亀[ハシカツカメ]
画家、イラストレーター。児童書や翻訳書を中心に、装画・挿絵を数多く手がける。おとぎ話やファンタジー、童話の絵を得意とし、幻想的な作風にファンが多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

103
この本は、岩波書店から出されているのですが、同じ金原先生(金原ひとみさんの父上)が訳と編纂をされている岩波少年文庫のホラー短編集に入れなかったのはかなりの思い入れがあったからなのでしょう。あとがきによるとこの作家の本をすでに4冊訳されているようです。9つの短編が収められていますが、童話ではなく幻想的な話やかなり皮肉の効いたものやあるいはSF的な話やP.K.ディックのような話もあります。表紙やなかの絵がぴったりの感じです。2026/01/29

かもめ通信

16
訳者の金原瑞人さんがジェラルディン・マコーリアンの『不思議を売る男』と並んで、児童書とYA小説の中で最も思い入れが深いといい、“短編集のおもしろさ、楽しさを十分に味わわせてくれる傑作”(訳者あとがき)と評する本。収録されている物語は9つ。思わずニヤッとする物語、ゾクッとするホラー、しっとりと不思議な余韻、ディストピア、この1冊でいろんな味が味わえる。橋賢亀さんの挿絵も◎。  2026/03/02

おだまん

16
金原瑞人さん大絶賛ということで、期待MAXの短編集。 ポップでシリアスで、王道でダークでSFなファンタジーが詰まった宝箱のひとつひとつにじんわり。ユニコーン充。最後が美しくてよかった。あっという間の至福タイムだったのでもっと読みたいな。2026/01/13

小太郎

15
金原瑞人さんが何時かは訳したい短編集というので楽しみに読みました。9編の短編どれもがまさしく、奇妙で不思議な話です。作者のブルース・コウヴィルは初読みですが随分YA中心に書かれているようですが説教臭い単純な勧善懲悪じゃないのも気に入りました。ちょっとブラッドベリを思い出すような感じの雰囲気もあり拾い物。この中では何と言っても「天使の箱」「美しい最後」岩波は「岩波少年文庫ホラー短編集・シリーズ」という傑作短編集があり、なるほどと感心。★42026/05/27

ムーミン2号

12
実に面白かった。本を読むことのおもしろさ、喜びを満喫させてくれる9編の短編集。翻訳者の金原瑞人さんがずっと訳したかった(オビより)というのも頷ける。それぞれの物語はファンタジーに偏りがちなので、受け入れ困難という方もいらっしゃるだろうけど、そちらを気にされない場合は面白く読めると思う。私がとりわけ好きな作品は「天使の箱」「ユニコーンの角の指すところ」そして「美しい最期」の3つ。一方で「星条旗-かつての栄光」はディストピア小説の部類に入るが、主人公の少年の名が「ドナルド」なのは奇妙な符合だ。2026/04/04

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