出版社内容情報
あこがれも、愛も、かなしみも、月はぜんぶ知っている———
「この世界の生活は、月にとっては一つのおとぎ話にすぎません」 ひとりぼっちの若い絵かきのもとへ、夜ごと友だちの月が訪れて、空から見たことを聞かせます。月のまなざしが照らしだすのは、悲哀に満ちた地上の人びとの風景。旅を愛したアンデルセンの詩情あふれる名作を、絵本作家・松村真依子の柔らかな水彩絵で贈ります。
■上製・函入の装丁となっております。

内容説明
あこがれも、愛も、かなしみも、月はぜんぶ知っている―アンデルセンの詩情あふれる名作を、あたたかな挿絵で彩る愛蔵版。
著者等紹介
アンデルセン,ハンス・クリスチャン[アンデルセン,ハンスクリスチャン]
1805‐1875。デンマークの作家。デンマークのオーデンセという町で、貧しい靴職人の子として生まれた。文学好きの父と迷信深い母との間で育ったが、11歳のとき父を失った。15歳のとき、俳優を志してコペンハーゲンに出たが、貧窮をきわめ挫折。その後、大学で学ぶ幸運に恵まれ、30歳のとき『即興詩人』によって文名を確立した。同年、最初の童話集を出版し、以後150編あまりの童話を書きつづけた
大畑末吉[オオハタスエキチ]
1901‐1978。ドイツ文学者、翻訳家。1931‐32年ドイツ留学後、立教大学、一橋大学、早稲田大学の教授を歴任。独学でデンマーク語を身につけ、アンデルセンの著作を日本ではじめて原典から翻訳した。訳書多数
松村真依子[マツムラマイコ]
画家、絵本作家。1985年、奈良生まれ。京都精華大学でヴィジュアルデザインを専攻。2009年ボローニャ国際絵本原画展入選。娘二人を育てながら、絵を描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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