愛蔵版 絵のない絵本

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愛蔵版 絵のない絵本

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  • サイズ A5変判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784001160352
  • NDC分類 E
  • Cコード C8097

出版社内容情報

あこがれも、愛も、かなしみも、月はぜんぶ知っている———
「この世界の生活は、月にとっては一つのおとぎ話にすぎません」 ひとりぼっちの若い絵かきのもとへ、夜ごと友だちの月が訪れて、空から見たことを聞かせます。月のまなざしが照らしだすのは、悲哀に満ちた地上の人びとの風景。旅を愛したアンデルセンの詩情あふれる名作を、絵本作家・松村真依子の柔らかな水彩絵で贈ります。


■上製・函入の装丁となっております。
愛蔵版 絵のない絵本 アンデルセン 岩波書店

内容説明

あこがれも、愛も、かなしみも、月はぜんぶ知っている―アンデルセンの詩情あふれる名作を、あたたかな挿絵で彩る愛蔵版。

著者等紹介

アンデルセン,ハンス・クリスチャン[アンデルセン,ハンスクリスチャン]
1805‐1875。デンマークの作家。デンマークのオーデンセという町で、貧しい靴職人の子として生まれた。文学好きの父と迷信深い母との間で育ったが、11歳のとき父を失った。15歳のとき、俳優を志してコペンハーゲンに出たが、貧窮をきわめ挫折。その後、大学で学ぶ幸運に恵まれ、30歳のとき『即興詩人』によって文名を確立した。同年、最初の童話集を出版し、以後150編あまりの童話を書きつづけた

大畑末吉[オオハタスエキチ]
1901‐1978。ドイツ文学者、翻訳家。1931‐32年ドイツ留学後、立教大学、一橋大学、早稲田大学の教授を歴任。独学でデンマーク語を身につけ、アンデルセンの著作を日本ではじめて原典から翻訳した。訳書多数

松村真依子[マツムラマイコ]
画家、絵本作家。1985年、奈良生まれ。京都精華大学でヴィジュアルデザインを専攻。2009年ボローニャ国際絵本原画展入選。娘二人を育てながら、絵を描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

121
貧しい絵描きに月が語る世界中の物語。著者にとって旅は人生そのもので生命や詩情の源泉だった。既に訪れた国に限らず遠方や過去にまで縦横無尽に想像を巡らせる。執筆時の旺盛な創造性を万華鏡のように美しく多彩に覗かせる宝珠の33夜。本作も動物や児童といった無垢な存在に特に温かな眼差しが注がれるが、決して牧歌的な話ばかりではない。玉座で死ぬ少年、墓場で愛した女の死を嘆く道化、才能がなくて自殺する演劇人など過酷な運命に弄ばれる人々の営みまで独自の抒情的な散文詩でスケッチしている。月にとっては地上の出来事は全て御伽噺だ。2023/10/17

☆よいこ

83
アンデルセン童話短編。貧しい若者に「月」が語る物語、33夜▽インドの少女が流す炎/めんどりを追う少女/牧師館のバラは枯れた/ドイツの喜劇/王座で死んだ少年/詩人の囁き/二本の木/月の挨拶/グリーンランド人の踊り/老嬢の棺桶/婚礼の窓辺/廃墟の思い出/天才と凡庸/こうのとり/荒野を越えていく百姓/ポリチネロ(道化師)/新しい服/都市の死骸/俳優の死/ローマの少女/砂漠/木の上の人形/二人の尼僧/糸つむぎ少年/ロスチャイルドの母/煙突掃除/中国の若い僧は娘を想う/白鳥/修道院/馬小屋/熊/囚人/少女の祈り2022/08/23

美紀ちゃん

67
愛蔵版! 絵がいっぱい。 月が語る物語が、真珠のようで素敵。 漢字には「かな」がふってあり小学生でも読みやすいと思う。 もちろん中学生でも、読みやすい。 章のラストに補足もありわかりやすい。 万華鏡のでように多彩で美しい。 アンデルセンの想像の世界が凝縮されていて、独特の抒情詩的な詩美がただよっている。 朝の読書に最適。2022/05/05

b☆h

35
タイトルに惹かれて。寝る前に読むのにふさわしい、短い話が33話収録されている。月が友人の男の子に語りかける内容で、少しずつ読みたくて時間をかけて読み終えた。白黒だけど、濃淡で表情豊かな絵がとても雰囲気があって、好みだった。半ばぐらいでふとタイトルの意味に目星がついた。正解なのかは分からないけれど、そうだといいな。絵本ってやっぱりいいなと再確認するような時間でした。2023/11/28

だいふく

12
松村真依子さんの絵が好きで購入。素敵な函から始まりカラフルな表紙、一転、月の光の中で見るモノクロームの世界。思わずため息が出てしまう。 お話は初めて読んだけれど、原文がとても詩的なんでしょうね。時々頭かついて行けないところも。沢山の方が訳されているようなので、この機会に図書館で複数冊借りて読み比べてしまった。たまにはこういうのも楽しい。2022/04/29

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