出版社内容情報
赤ん坊の頃、落雷に直撃された少女、メアリ・アニング。父親からは「稲妻メアリ」と呼ばれ、観光や避暑にくる客に売りつける「珍しい石」をライム・リージスの海岸で見つける仕事を手伝う。これらの化石は大昔の生物ではと考えたメアリは、身分を超えて友情を結んだヘンリーやエリザベスと、地質学や自然科学への情熱を育んでいく。
内容説明
赤ん坊のころ落雷に直撃され、父から「稲妻メアリ」と呼ばれた少女。父を手伝い、「珍しい石」をライム・リージスの海岸で見つけるなか、これらの石は大昔の生物ではないかと考えたメアリは、地質学や自然科学への情熱と友情を、密かに育みはじめる…。十二歳で、世界初の魚竜を発掘したメアリ・アニングの物語。
目次
第1部(悪魔の足の爪とヘビ石;宝物は泥の中から;商売をおぼえる;スパイ;スパイをつかまえる方法 ほか)
第2部(人生が一変する;怪物;がまん、がまん;できないことなんて何もない;石から出た骨 ほか)
著者等紹介
シモンズ,アンシア[シモンズ,アンシア] [Simmons,Anthea]
イギリスのコーンウォール州で教区司祭の長女として生まれ、五人の弟妹がいる。オックスフォード大学を卒業、ロンドンの金融界で活躍したのち引退して教師に転身、詩や童話の創作をはじめた。2010年に初の絵本、Share!を出版。現在は童話執筆のかたわら、社会活動にも取り組み、最新作のBurning Sunlight(2021年)では気候危機をテーマに取りあげた。『ライトニング・メアリ』は2020年度STEAM児童文学賞最優秀ミドルグレード作品賞を受賞した
布施由紀子[フセユキコ]
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒業
カシワイ[カシワイ]
漫画家・イラストレーター。漫画や書籍の装画を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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