出版社内容情報
『リーコとオスカーともっと深い影』の続編。最近ママの様子がヘンだ。親友のオスカーと、またしても事件を解決! 笑いあり涙ありの物語。
内容説明
リーコとオスカーの物語、第二弾。誘拐犯「ミスター二〇〇〇」からぶじに親友のオスカーを救い出し、すっかり有名になったリーコ。よろこんでいいはずなのに、最近どうもママの様子がおかしい。なんだか犯罪に巻きこまれているみたいなんだ…。
著者等紹介
シュタインヘーフェル,アンドレアス[シュタインヘーフェル,アンドレアス][Steinh¨ofel,Andreas]
1962年生まれ。ドイツの児童文学作家。『リーコとオスカーともっと深い影』(岩波書店)では、「ドイツ児童文学賞」をはじめ、数多くの賞を受賞。また、作家賞である「エーリヒ・ケストナー文学賞」を受賞し、現在もっとも期待される作家のひとりである。翻訳家、児童文学評論家、放送作家としても活躍している。ベルリン在住
森川弘子[モリカワヒロコ]
徳島県生まれ。広島大学卒業後、マツダに勤務しドイツ語の翻訳に従事。その間、1981~82年にミュンヘン大学に留学。90年より人形劇ペポのメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おもち
1
個人的に苦手な文体。読みにくかったの一言に尽きる。ある種の勢いのようなものを感じる書き方をしていると思うけれどそれを面白いと感じる以前に読みにくくて仕方がなかった。 2012/12/17
rie
0
「深い才能にめぐまれた」リーコと「高い才能にめぐまれた」オスカーが、リーコママを巻き込んだ脅迫事件の謎に迫るべく、作戦を練り、解決に向けて動き出す。二人の少年の掛け合いはユーモアたっぷりで、互いに自分の理屈を主張しながらも相手を受け入れ、友情を育んでいく。前作と同様、一つの事件を軸にストーリーが展開していくが、リーコとオスカーの友情やミステリーの要素に、親子の愛情がたっぷりつまった、一粒で三度おいしい贅沢な作品に仕上がっていると感じた。2015/01/20
にま
0
深い才能に恵まれたリーコと高い才能に恵まれたオスカー。それぞれが社会の枠組みからほんの少しはみ出しながら、それぞれに悩みを抱えて一所懸命生きています。今回は、心を痛めるような出来事もありますが、最後は明るい感じに終わっているので良かったです。2010/07/27
ポッポ
0
それぞれに悩みと問題が山積み。少しずつでもいい方に向かうといいな。続きが楽しみ。2010/06/08
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- 電子書籍
- 週刊SPA! 2014/6/3号