出版社内容情報
テレビゲームが大好きなフォーンビー.本を作る宿題のために,とんでもない悪者の物語を! と思いついたとたん,目の前にあやしげなやつが…現代生活の中で物語を作る楽しさをつたえるマーヒーの最新作.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lovemys
3
読み初めは大したことないのに(スミマセン)読んでいるうちに面白くなってくるのがマーガレット・マーヒ―さん。そして、結末も予想外で楽しめる。この本も、子ども向けのファンタジーなのかと思いきや、本の面白さ、物語の楽しさや、物語の世界に入り込み、作り出す楽しさを味わせてくれる素敵な本。物語の中の物語が気になって、でも、現実の世界も気になって。加速度的に進む物語の物語が、最後にはすごい展開になって……。あー、楽しかった♪2020/03/21
Ra
1
前半、妹の干渉にイラッとしてしまった。兄妹って本気で頭にくることがある。それでも大切な存在。2019/04/05
suchmo
0
発想がユニークなお話だよね2017/03/31
鵙屋
0
子どもの頃大好きだった一冊。物語をつくる面白さ、創造力の可能性を楽しく感じられる。妹、いじめっこ、物語の登場人物とお話をつくっていくフォーンビーが、とても羨ましい。2013/04/14
ataka
0
マーヒーの低年齢向けの児童文学。原題は A Villain's Night Out。兄が物語を書き始めたら、妹が途中で筋を書き足してストーリーは混乱し、加えて本の登場人物達が飛び出してくる。なんとも奇想天外な物語。本好きな子供達に読ませたい一冊。2011/06/21