出版社内容情報
チンドン屋って楽隊みたいなもの,と思われているなら,ちょっとしゃくですネ.口上がよくって,芸ができなくちゃあいけない-14歳でこの道に入って70年.現役最高齢のチンドン屋の親方が語る仕事と下町生活.
内容説明
チンドン屋は口上がよくって、芸ができなくちゃあいけない―現役最高齢の「親方」が語る。
著者等紹介
菊乃家〆丸[キクノヤシメマル]
1917年東京生まれ。1932年、14歳でチンドン屋を始める。以後、戦中戦後の一時期を除き、チンドン屋一筋で活動。東京の下町、墨田区京島に住み、現役最高齢のチンドン屋の親方として活躍中。本名の大井正明、芸名の菊乃家〆丸のほかにも、通称名として大井勘至、書道の師範として大井欣亭、東八拳の拳名として東家三楽を名乗る
栗原達男[クリハラタツオ]
1937年東京生まれ。早稲田大学卒業後、朝日新聞社に入社、出版写真部に勤務。62年日本写真協会賞新人賞受賞。67年にフリーとなり、ドキュメンタリー写真の道を歩む。沖縄、炭坑、日系移民などをテーマに取材
神崎宣武[カンザキノリタケ]
1944年岡山生まれ。武蔵野美術大学在学中から宮本常一に師事し、以後民俗調査に従事する。現在、民俗学者、旅の文化研究所長
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