出版社内容情報
汚いもの好きのパトゥーシュは,みつばちのミレイユたちと仲良くなりたいと一念発起,身ぎれいなはえに大変身.ところが今度は,町から来たはえのニトゥーシュに大笑いされてしまいます.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe@読み聞かせメーター
12
5歳の娘に読み聞かせ。この著者の作風は絵の可愛らしさと裏腹にどこかシニカル。ハエはハエとミツバチはミツバチと付き合いなさい。生まれた星が違えば友達になれないという現実をここまで見せるべきだったか?外見上育ちが悪い子と言うのは、ハエとミツバチの様な生物学的な差異を持つわけではない。著者が意図したかどうかは解らないけれど、別人種とは付き合えないという風には読み聞かせたくはない。2016/02/15
遠い日
3
うへぇ、なんだ、この生な感じは。ポップで明るい絵ながら、はえのパトゥーシュのなんとも「はえ」たる暮らしぶりに、気のぬけた笑いが出る。無理して小綺麗にしたって、しょせんお里は知れるもの。パンチの効いた諧謔がそこここに。ぶぶぶっと吹くところは、少なくとも2ヶ所。子どももおとなも楽しめる。はい。くれぐれも、あれとかそれとかには、気をつけます!作者のアントゥーン・クリングスはウンガロのもとでテキスタイルのデザイナーをしてたんですって。この「にわの小さななかまたち」のシリーズ、全部読みたい!2013/02/15
H.Kojima
1
はえはやっぱりハエ?!歩かの虫達とお友だちなろうと努力したけど…無理なのかしら?今までにない視点で見たハエの生活は興味深かったです(*^^*)2011/10/10
ossa
1
はえのパトゥーシュは…きちゃない!お隣さんにもそれで嫌われてしまいます。大好物のあのくさいパテ(…)ではなく、きれいにして花の蜜を集めたりしてみます。そして…。フランスのお話ならではの、ピリッとした結末?!2011/08/17
kuri
0
好きだ。2010/04/01
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