出版社内容情報
恐竜の家のつくりかた,えさのやりかた,おふろのいれかた――この本を読めば,長さ10メートルのブロントザウルスが飼えるようになります.さあ今日は,恐竜といっしょにハイキング!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
266
くさのだいすけ・文、やぶうちまさゆき・絵。ペットに飼うのが恐竜という点を除いては日常の光景である。したがって、お話もなんらファンタジックというわけではない。それほど恐竜が現代生活に溶け込んでいるのである。もっとも、もし恐竜を飼育するのなら、こんなこともあんなことも考えないといけない、という思考法の訓練という側面はあるだろう。絵も徹底してリアリズム。主人公は草食恐竜のブロントザウルスのようだ。2024/09/03
mug
51
お父さんがもらってきた恐竜の子どもを育てることになった、まきと と めぐみ。お友達や近所の人も巻き込んで、恐竜“どん”の小屋を作ったり餌を調達したり。みんなで守っていく様子が素敵。明日はみんなで何をするのかな?😊2021/04/24
くぅ
32
この春、恐竜に興味を持ち始めたので。なんとも岩波的というか硬派な感じがしたし、これはもう少しお兄ちゃんになってから自分一人で読んだ方がいい絵本だと思う。セレクトミス。(今日から4歳)2021/05/07
gtn
28
子供たちの慈しみはよく分かった。しかし、恐竜は野に放て。2019/12/09
anne@灯れ松明の火
27
読みたい本に入れたままだったのを、読友さんご紹介で思い出した。甥に、恐竜手づくり絵本をつくった時、いろいろ読んだが、これはまだだった。動物好きの兄妹は亀やカブトムシを飼っている。犬とか飼いたいと、「もっと大きい動物を飼わせて」と頼んだら、お父さんが連れてきたのは、恐竜! いきなり、ビックリする展開で、声も出ないよ(笑) その後、恐竜を飼うために、友達や周りの大人も巻き込んで、すごく真面目に世話を始めて、二度ビックリ。こうしたら、本当に飼えるかもと思えてくる。最後にオチもなくて(笑)、三度ビックリ(笑)2024/04/29