出版社内容情報
うさぎの家に入りこんだきつねをおんどりが見事追い出すという，有名な民話をもとにした表題作と，ユーモラスな短い話「きんのたまご」を収めます．1920年代のソビエトの新鮮でモダンな絵本．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
22
ロシアのお話かな？1話目はきつねに家を奪われたうさぎをいろんな動物が助けようとするお話。繰り返しが多く古き良き昔話。2話目は鶏が産んだ金の卵をめぐるお話なんだけど、私にはオチがいまいちわからなかった…強欲はダメってこと？2021/12/27
遠い日
14
ロシアの民話を２編収める。絵がすばらしい。繰り返しと知恵比べのおもしろさの「うさぎとおんどりときつね」。「きんのたまご」の寓意性。欲張りと偶然との線引きで状況ががらりと変わる。2015/12/01
おはなし会 芽ぶっく
7
『うさぎとおんどりときつね』『きんのたまご』の２話。うさぎの～は、登場する動物たちがコミカルに描かれています。特に犬の擬人化がいい味だしてるなぁ。きんの～はこんな弱そうなもので…というオチがある短いおはなし。2022/07/11
gtn
7
この寓話は子供に何を伝えたいのだろう。示威より武力ということか。2020/01/23
ツキノ
4
岩波の子どもの本。ロシアの民話を元にしたおはなし。うちだりさこさんの解説がいい。ページもクリーム色であたたかいかんじ。2012/01/22
