岩波少年文庫<br> ロビン・フッドのゆかいな冒険〈2〉 (新版)

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岩波少年文庫
ロビン・フッドのゆかいな冒険〈2〉 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784001145588
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

伝説の英雄ロビン・フッドは,シャーウッドの森に住むイギリス一の弓の名手.悪政に反抗し,しいたげられた人びとのために戦ったロビンと彼の仲間たちの冒険を生き生きと描く.(解説=神宮輝夫)

内容説明

弓の御前試合に出場し、ヘンリー王の目の前でみごとな腕を見せつけたロビン・フッド。王の怒りを招いたが、エリノア妃の助けで無事シャーウッドの森へ帰り、後年はリチャード王に仕えるまでになった。語り継がれる英雄物語。中学以上。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

52
訳が上手いのか?スラスラ読めました。あと、挿し絵も上手く、好みでした。お尋ね者になったロビン・フッドが王に仕え、最後を迎えるまでを痛快に描ききる。私の子供にも読ませたい。2017/03/31

シルク

15
なんとも、はや。。ロビン・フッドって、こういうお話だったんだー。なんだらう、なんだかとても不思議な感じ。20年くらい前、母親が、ふとこんなことを言ったことがあった。「日々、(テレビの)ビデオを操作してると、時々変な感覚に陥るの。現実の世界で何かしくじったり、逃したりした時、『あーらららー…まあ、巻き戻しを押せばいい』って、ボンヤリ思ってるのよ。そう考えて、『いやいや、違う、巻き戻しボタンなんて無いんだった。何言ってるの、私』って、思い直すのよ」…短い話なのだけど、妙に印象深くて、ふっと、思い出す。→2022/03/26

はる

11
図書館本。【勝手にせっせと岩波少年文庫を読む年】ああ、確かにmerry adventuresだったのかもしれない。英雄物語とは思わないけれど、自由な野武士たちの森での暮らし、力自慢、腕試し、そして悪ふざけ。エピローグの挿絵に添えられた「いろいろの花がだんだんに刈りとられてゆく」のことば。そう、咲き誇っていても、ささやかでも、枯れていようとも、いつかは終わるのだ。2017/12/26

四季

2
この手の騎士道物語のような形式ばった話は苦手だったのだが、ロビンフッドは最後まで面白く読めた。誰とでも仲良く愉快に暮らしていたのに、エピローグになると楽しい一時が過ぎ去り、死へと向かう。それまで好き勝手に自分の流儀に赴くまま生きていた分、ロビンの死は痛烈に響く。小人のジョーの慟哭は読者のロビンに対する映し身だ。2015/05/09

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