出版社内容情報
宿敵との決闘で滝つぼに消えたホウムズが,3年ぶりに姿を現わし,ワトスンと再会する「空き家の冒険」をはじめ,「金ぶちの鼻めがね」「6つのナポレオン像」など,5編を収める.
内容説明
宿敵モリアーティーとの決闘で滝つぼに消えたホウムズが3年ぶりに姿を現わし、ワトスンと再会する「空き家の冒険」をはじめ、「金ぶちの鼻めがね」「六つのナポレオン像」など、5編を収める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
43
連作短編集。「最後の事件」発売後に読者から抗議があり、この度復活というエピソードが好き。もう少し、読み込めば、どっぷり世界観に浸れそう。2017/03/18
アト
7
どれも一気に読める。目当ての表題作と、それから「六つのナポレオン像」もよかった。たまに出てくるホウムズのお兄さんがまともに登場する回はあるんだろうか。このシリーズは長編4作、短編が56作あるようで、これなら全部読んでしまえる気がする。2015/09/17
道錬
4
ある道具があるかないかによって変わってくる行動。その違和感を見逃さないというのがすごい。2015/11/30
yuma
4
「空き家の冒険」「ノーウッドの建築業者」「六つのナポレオン像」「三人の学生」「金ぶちの鼻めがね」の5本を収録。冒頭にロンドン地図がついていて便利。ワトスンの診療所はパディントンなのかケンジントンなのか?!2011/11/05
HISA
0
☆☆☆先日読んだ「最後の事件」で死んでしまったと思われていたホームズが現れて、ワトソンは気を失うくらいびっくり!コナン・ドイルは2年半毎月ホームズの短編を発表し続けて疲れたらしく、ホームズを行方不明にしたが、大勢の読者から非難の声がまきおこり、しばらくしてまた書き始めたらしい。面白かった。2024/06/12