岩波少年文庫<br> 小公子

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岩波少年文庫
小公子

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  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784001142099
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

アメリカでやさしい母と2人で暮らしていたセドリックは、突然、イギリスの貴族である父方の祖父の跡をつぐことになった。年取った祖父は偏屈でみんなから嫌われていたが、セドリックの無邪気であたたかい愛情にふれるうちに、その冷たい心がしだいに変わっていく。生き生きとした新訳でよみがえる、バーネットの不朽の名作。

内容説明

アメリカで生まれ育った少年セドリックは、一度も会ったことのない祖父のあとつぎになるために、イギリスに渡ることになった。貴族である祖父は高漫で頑固な人物だったが、セドリックの無邪気で温かい心にふれ、しだいに変わっていく。小学4・5年以上。

著者等紹介

バーネット,フランシス・ホジソン[バーネット,フランシスホジソン][Burnett,Frances Hodgson]
1849‐1924。イギリスのマンチェスター生まれ。幼いうちに父親が亡くなり、1865年、母親と兄妹とともに伯父をたよってアメリカへ移住。貧しい家計を助けるために物語を書いて雑誌に投稿し、それが掲載されたのをきっかけに作家活動をはじめる。24歳で結婚した後もつぎつぎと作品を発表し、大人向けの長編『ローリーの娘』によって、アメリカとイギリス両国で高く評価されるようになる

脇明子[ワキアキコ]
児童文学者・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェルナーの日記

298
”天は二物を与えず”と申しますが、小公子フォントルロイ(セドリック)は、まるで天使のような男の子(直喩・シミター)というよりも天使そのものだ(隠喩・メタファー)。この物語はシミターな物語ではなく、メタファーな物語だと思う。では何のメタファーだろうか?それはたぶん幸福や喜び・笑いは伝染するというまたファーなのだろう。もちろん逆もありうる。セドリックに出会う前のドリンコート伯爵である。小公子フォントルロイの周りの人々は曇りのから次第に晴れわたり、暖かな太陽に照らせれる。まるでアランの『幸福論』の世界に通ずる。2019/02/03

はるき

32
 大昔にアニメで見た印象が強い。文章にすると信じ難いくらい何もかも揃った天使みたいな男の子が主人公。清らかすぎて共感する余地があまり無い…。読者は彼よりも周囲の大人の方に感情移入するんじゃないかな。2019/07/15

さゆ

31
子どもの頃に読んだのは誰の訳だったんだろう。その時は、なんか天使みたいな子だなと、天の邪鬼な私はセドリックにあんまりいい印象をもてなかった。脇さんの訳のこの本は、セドリックが全然天使みたいじゃなく描かれていて、むしろ、愛情一杯に育てられた素直な子どもらしい子、という感じだった。セドリックの母が人格者だと思うけれど、おじいさんが、なんていっても可愛い。やっぱり脇さんの訳は素晴らしいと思った。2012/02/18

Roko

30
この物語が書かれたのは1886年。アメリカがイギリスから独立したのは1776年だから110年経ったとはいえ、アメリカ人の感情としては英国を余りよく思っていないようなところもあるし、貴族とか王族とか身分制度って何だろうね?って思っているところが語られていて、そんなことろも面白かったです。#岩波少年文庫100冊マラソン 5冊目2025/03/06

みみぽん

26
小公子セドリック(フォントルロイ卿)のなんて愛らしいこと!完訳版は構成しっかりテンポよく感銘も倍に。アメリカでやさしい母と暮らす美しく優しいセドリック。じつはイギリス貴族の跡継ぎであった彼は海を渡り老伯爵の大邸宅へ。彼の素直さ、だれにでも分け隔てのない´まごころ´は祖父であり偏屈な老伯爵のこころまでいつしか変えてしまう。どんな資産や名誉より大切なものに人が気付くときの尊さ。アメリカの自由とイギリスの伝統とが感化しあっているのもいい。靴磨きの親友ディック、ホッブスおじさんの活躍も楽しく生涯の宝物のような本。2024/06/16

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