内容説明
小さな弟ミロが秘密を知ったためゾウに変えられてしまったり、切りぬき細工の庭がほんものの庭になったり、暴走したロボットに家をめちゃくちゃにされたり…あいかわらずとっぴなことばかりの一家は、たいくつしらずです。小学3・4年以上。
著者等紹介
エイキン,ジョーン[エイキン,ジョーン][Aiken,Joan]
1924‐2004。イギリスのサセックス州ライに生まれる。幼いころから文学に親しみ、十代の後半から作品を発表しはじめる。1950年代末から本格的な作家活動に入り、1968年に出版された『ささやき山の秘密』はガーディアン賞を受賞した。作品は子どものための本だけにとどまらず、大人向けの探偵小説や、テレビの台本なども手がけた。生涯で出版された本は100冊をこえる
猪熊葉子[イノクマヨウコ]
児童文学者・翻訳家。聖心女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
35
アーミテージ一家シリーズ第三弾。「王女さまとふしぎな庭」「銀の仮面」「魔女の日には釣り禁止」など楽しいだけでなく少し物悲しい面もある物語が印象的だった。マークとハリエットも1、2巻よりも成長しており、最終話では末っ子の赤ちゃんが登場!いつもいつもトラブルに巻き込まれ気の毒続きだったお父さんの愚痴とも毒舌ともつかない台詞にも磨きがかかっています。2015/12/17
八朔
4
一番最初の短編、「王女さまとふしぎな庭」が好き。どんなにまずいシリアルでもこんな庭の絵がついていたら、私も、買ってしまいそう。2013/11/18
せつな
4
児童文学。でも理屈抜きにおもしろいんだわー。
timeturner
3
アーミテージ一家シリーズ第三弾。『心の宝箱にしまう15のファンタジー』に収録されているほどの佳作3編が含まれていると同時に、些かハチャメチャ過ぎる2、3編も。2013/07/14
ばしちゃん
2
シリーズの3冊目とは知らずに読んでましたが、読んでいく中で登場人物の関係性や必要な情報がわかるようになっていて、とっても読みやすかったし、おもしろかった!ファンタジー短編なんだけど、いろんな性格のがあって飽きない。素晴らしい。2018/06/30