出版社内容情報
キャンディおくさんの庭に突然あらわれたカメは,じつはお話の名手でした.カメは長い時間をかけて世界をまわりながら,たくさんの物語を集めました.そのなかから,こわい話やふしぎな話を語ります.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
36
カメが語る昔話を集めたもの、気まぐれに幼稚園にかよう次男に読んであげたら喜んで聞いてくれました。最後、カメさんが眠くなるのがいいですね。2017/01/18
かおりんご
23
児童書。カメが語るお話10話。一番はじめの「ねこのおきゃく」は絵本になっている。こちらが元の本なのかな。さくっと読めるけれど、絵が少なく字も小さいから、一人読みなら中学年からか。1話ずつ読み聞かせるのも良さそう。2020/01/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
18日の5年生のブックトーク授業ように選本。『冬休みに読む長めの本』のリクエストがありました。今回は岩波少年文庫から多めに選本。表題作の『ねこのねこのお客』は、絵本『黒ねこのおきゃくさま』 https://bookmeter.com/books/450426 になっていて昨年紹介させてもらってます。覚えているかな?『 あたらしい仲間 / ねこのお客 / あたらしいくつ / パイナップル・ポリーとライオンぼうや / 魔女のほうき / こうずい / かいぶつアグサム / ドングリ人間 / 窓の外 →2020/12/16
花林糖
5
(図書館本)かめのシェルオーバーが語るお話集。何故か思い込みで「かめ」を「かもめ」と思い込んでいた。どれもこれも素敵なお話ばかりでほっこり温かくなります。お気に入りは「ねこのお客」「こうずい」「どんぐり人間」2015/03/14
topo
3
ある日突然、庭に現れたかめ🐢が語る、ちょっぴり怖いお話や不思議なお話10編。 霧の島で消えた子どものお話『霧の子どもたち』の幻想的な雰囲気がたまらなく好き。霧が漂うように不穏な空気がじわじわと心を侵食し、それでいて美しい。 猫のお母さんを応援してしまう『こうずい』、怖さと美のバランスが秀逸な『窓の外』も好き。 子供版の奇妙な味の話が多い印象。2022/06/07
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