大型絵本
はだかの王さま

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  • サイズ B5判/ページ数 48p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784001108767
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

本書は、『ちいさいおうち』の作者バージニア・リー・バートンが、アンデルセンの有名なお話に絵をつけたものです。アンデルセンの王さまは、かなりおばかさんですが、バートンの描く王さまは、少しおばかさんぐらいです。心やさしく、みえっぱりではあっても、王さまの都の人々は楽しく暮らしているのですから、ほんとうはいい王さまなのです。すみずみまでユーモアにとんだ絵と、ゆかいでありながら、だいじなことの語られるお話。何度もページをめくりなおしては、そのたびに新しいお気に入りの場面を見つけ、読み終えると、なぜかとてもしあわせな気持ちになっている絵本です。

著者等紹介

アンデルセン,ハンス・クリスチャン[アンデルセン,ハンスクリスチャン][Andersen,Hans Christian]
1805‐75。デンマークで貧しい靴職人の子として生まれ、30歳のとき、『即興詩人』で文名を確立した。「おやゆび姫」「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」など、アンデルセンの書いた童話は、人と自然への深い洞察と愛情に満ちており、世界中で愛されつづけている

バートン,バージニア・リー[バートン,バージニアリー][Burton,Virginia Lee]
1909‐68。20世紀アメリカの代表的な絵本作家。マサチューセッツ州生まれ。ギリシア人の彫刻家ジョージ・デメトリアスと結婚し、2人の息子を育てながら、『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』コルデコット賞受賞作『ちいさいおうち』『ちいさいケーブルカーのメーベル』などの傑作絵本を生みだした

乾侑美子[イヌイユミコ]
1941‐。東京生まれ。家庭文庫活動を経て、主に英・独の児童書の研究、翻訳で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

135
アンデルセン作の「はだかの王様」の絵本です。子供のころからなじんでいる作品ですが、私のイメージではいつも王様は太鼓腹の王様でしたが、この作品では普通の王様です。どちらかというとこっちの方がかえって滑稽な感じを与えてくれます。絵の違いによって子結構楽しめるということがわかりました。2016/10/07

かおりんご

45
読み聞かせ(264)みんな知っていて、結構長めなんだけれど、それでもじっと聞いていました。絵が小さいので、全体への読み聞かせは厳しいですが、名作だからそこは想像力でカバーできたようです。(読んだのは、これの普通サイズ版です。)2016/02/02

gtn

39
先ず、機織師を褒めたい。賢い者にしか見えないと牽制したため、王様を侍従も、エア衣装を美しいと言わざるを得なかった。だまされたのが権威者なのも痛快。一方、子供は野暮で残酷。王様は裸だと本当のことを口にしてしまった。坊や、これから人生経験を積んで、機織師のような立派な人物に、又は侍従のような忖度できる人間になりなさい。2024/02/13

のえる

39
図書館絵本。アンデルセンの有名なお話に『ちいさいおうち』の作者が絵をつけた本書。 登場人物の表情が柔らかいからか滑稽に見え、うっかりバカな王さまの印象を抱いた。かわいらしいイラストでクスッと笑えるけど大事なことが語られている。 大人こそ気をつけたい教訓。2021/04/18

たまきら

37
娘さんにこのバージョンを読むことにしたのは、「着道楽」な王様が若くうぬぼれたハンサムだから。自分が小さい頃からでっぷり太ったはだかの王様に親しんできたので、こちらが新鮮だったこともあります。ちなみに…王様下着も来ていないのよこのバージョンだと!!学校でこの話をすでに読んでいた娘さんですが、大うけでした。「知ったかぶり」をするようになってきた小学生には良い教訓話です。2018/11/19

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