出版社内容情報
偉大な民族叙事詩カレワラを生んだフィンランドは，昔話のふるさとです．アメリカの2人の作家の協力で作られたこの本は，すぐれた昔話集として評価されています．「ユルマと海の神」など7編．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
15
（図書館本）短篇7話。お気に入りは「りくでも海でもはしる船」「どこでもないなんでもない」。「ユルマと海の神」は青髭に似ていました。( 購入）2015/07/29
mahiro
12
瀬田貞二さん訳、寺島竜一さんイラストのフィンランド民話。寺島さんは素朴とも言える力強い線で読者の想像力を妨げないイラストを描かれ子供の頃の本で親しみ、瀬田さんは指輪物語の名訳など大好きなお二人です。これも三人の兄弟や難題をクリアしての嫁取り、開けてはならない秘密の部屋など民話のパターンの話ですが石風呂小屋やウンタモイネンなどという名前からフィンランドの香りがします。一番好きなのは『かじやセッポの嫁もらい』難題を解決して嫁をもらうセッポ自身が魔法の言葉を使い力強く神話的雰囲気がいいです。2017/07/10
HIRO1970
6
⭐️⭐️⭐️子供の頃に読みました。2007/04/01
ねちゃぴん
5
どこの国の昔話も基本のパターンは決まってるんだけど、それでもその国ならではの味もあるね。それにしてもいつも思うんだけど、いくら美人だからって、会ったことも話したこともないお姫様をお嫁さんにするために、どうしてこうもがんばれるのだ。2011/12/02
漣夕泳
4
瀬田貞二さんがよりすぐって選んだフィンランドの昔話。2016/04/20
