出版社内容情報
最盛期のローマ帝国にあって、ひたすら「いかに生きるべきか」を自らに問い続けた異色の皇帝マルクス・アウレリウス。
ストア派の哲学に傾倒し、「哲人皇帝」とも呼ばれた賢帝の著作『自省録』の言葉を、現代の問題意識に合わせてテーマ別にまとめたのが本書である。
自分の力ではどうにもならない問題に振り回されず、心静かに生きること――。それが、マルクス・アウレリウスが追い求めた境地だった。
他人の卑劣な行為にどう対処すればいいのか。
満たされない自分の心とどう向き合うか。
そして、いつか必ずやってくる死をどう迎えればいいのか。
巨大な帝国を統治するかたわら、ひたすら自己の内面と対話して生きた皇帝の言葉には、今この時をより良く生きるためのヒントがあふれている。
読む者の心に希望の灯をともす一冊。
*『自分の人生に出会うための言葉―ローマ皇帝マルクス・アウレリウスの人生訓』改題
マーク・フォステイター[マーク フォステイター]
著・文・その他
池田 雅之[イケダ マサユキ]
翻訳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふぁきべ
7
『折れない心を~』みたいなタイトルで嫌な予感はしていたが、残念ながら的中してしまった。 自省録の言葉を紹介し、それ単純に解説してくれることを期待していたが、編者の人生観に当てはめて一フレーズを紹介し、そのあとはひたすら自省録で出てくるいい言葉を並べるだけ。編者の陳腐な言葉・考えに直すわ、まともな解説はないわで残念だった。2019/07/30
クッシー
3
読書メーターで一番最初に登録された! 五賢帝の1人、マルクス・アウレリウスの『自省録』をまとめ、自己啓発的な内容にした本。自分の心に向き合い、自省する事の大切さが述べられている。どの言葉も自分の心に刺さった。2018/05/08
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/e7aaf4c2-1916-44fb-8ebc-4df89f633f292025/06/19