岡義武著作集〈第5巻〉山県有朋・近衛文麿

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  • サイズ A5判/ページ数 355p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000917551
  • NDC分類 312
  • Cコード C3331

出版社内容情報

広く近代ヨーロッパ,近代日本,国際政治にわたる政治史研究において稀有の業績を残し,日本政治史学の礎石を築いた岡義武.『山県有朋』をはじめとする鋭い人間観察に裏打ちされた一連の政治家人物論も多くの読者を魅了してきた.未公刊の著作『近代日本政治史II』をも収録し,岡史学の全容を伝える著作集-10年ぶりの再刊.

目次

山県有朋(生い立ち;奇兵隊とともに;「一介の武弁」;組閣;日清戦争と第二次内閣;「元老政治」の中で;築かれた権力の座から;老い行く権力者の喜憂;晩年とその死)
近衛文麿(その若き日々;政界の「新星」;最初の組閣;幻を追って;破局への途;渦巻く戦雲の下で;敗戦とその死)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

denken

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むやみに期待されて担ぎ上げられて,傀儡となり,腹をくくった時には既に遅し。いらだつのはこのような近衛の姿だけでなく,周辺の西園寺や木戸も。むろん筆者はそんな感情的な書き方をしておらず,いらついているのは読者である私である。近衛文麿は頭は良い。日本の弱点を知り尽くしていたのかもしれない。だけどそれだけじゃ名政治家になれなかった。2010/11/27

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