内容説明
安保法制や憲法改正に反対する日本人ってどうなの?SEALDs支持、反安保、憲法9条擁護…。中国人が見たって絶対おかしい今の日本人!?
目次
1章 ここが変だよ、日本人の自虐思考
2章 ここが変だよ、日本のマスコミの偏向報道
3章 ここが変だよ、持ちあげられる学生反戦団体
4章 ここが変だよ、日本の歴史観
5章 ここが変だよ、日本の野党
6章 ここが変だよ、中国経済と密接な日本
7章 ここが変だよ、日本人の9条信仰
8章 ここが変だよ、うつ病多発の日本人
9章 ここが変だよ、日本人の敏感体質
著者等紹介
孫向文[ソンコウブン]
中華人民共和国淅江省杭州市出身の31歳。漢族。20代半ばで中国の漫画賞を受賞し、プロ漫画家に。その傍ら、独学で日本語を学び、日本の某漫画賞にも応募して入賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みじんこ
4
中国人漫画家の著者が、主に日本の政治状況や自虐思考のおかしさを漫画も交えて書いている。SEALDsに対する批判は、自国の民主化を望みながらデモさえ許されない状況にある中国人の著者だからこそ説得力もある。中共の恐ろしさも批判的に書いているが、愛国に関する考え方の部分を読むと、著者はまさしく愛国者である。愛する対象は政府ではない。中共の統戦や維穏という単語は初めて知った。最近の鉱山崩落事故の救出劇もプロパガンダだ。8章の話は中国人はむしろあの性格や生き方だから日本人よりストレスフリーなのか、と目から鱗だった。2016/02/01
チョビ
1
日本人そのものがガラパゴスしていることがよくわかる一冊。著者は30代前半の中国愛国者でかつNO一党独裁政権→NO共産党。日本で働きつつ民主主義とは何かという探究心旺盛さとバランス感覚が素晴らしい!んだけど、ご本人、ラブコメ漫画でご飯が食べたいそうです。現実とは、ああ!2016/03/15