出版社内容情報
膨大な実例・資料を背景に,ことわざの意味・用法はもちろん,その登場から変遷のすべてを語る.〈目から鱗が落ちる〉ことうけあい.〈犬猿の仲〉を「いぬ」「さる」「仲」で引ける索引も便利.この1冊でことわざ博士.
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
稲岡慶郎の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
92
昔からことわざが好きでよくこのような本(ことわざを集めたもの)を読んできました。今でも創拓社のもっと分厚い辞典を所有しています。この岩波版はどちらかというとじっくり読ませるタイプの辞典です。収録ことわざ数は1500項目で若干少なめですが、現在よく使われていることわざは700くらいということのようです。「梧鼠の五技」(五種類もの能力があっても、まともなものが一つとしてないこと)ということわざも初めて知りました。2025/05/08
アッキ@道央民
35
読み終わったと言うか、記録のために登録。今年中学1年の甥っ子へのクリスマスプレゼントとして買いました。辞書類、国語辞典などは買ってもこのような辞典って自分ではあまり買わないし・・・。パラパラっと見てみてもなかなか面白い事が書いてあります。ちょっとした時など開いて見てもらえたら・・・。2015/12/24
今夜は眠れない
4
時々読み返す。2016/09/11
明地
2
お気に 虎を描いて猫に類す 友と酒は古い方がいい 三人寄れば文殊の知恵 猿の尻笑い酒の酔い本性忘れず 子供叱るな来た道じゃ浪人笑うな行く道じゃ 言葉は身の丈 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 鴨が葱を背負ってくる 蛙は口ゆえに飲まれる 蛙の面に水 尾を振る犬は叩かれず 親擦れより友擦れ 思い立ったが吉日 陸に上がった河童 絵に描いた自信 絵に描いた餅 雨の降る日は天気が悪い 鴨が葱を背負ってくるが一番好き 鴨鍋をしようとしていたら、鴨の肉だけではなく葱までが同時に手に入ったからって想像したら可愛すぎる2022/05/25