出版社内容情報
占いと歴史研究会[ウラナイトレキシケンキュウカイ]
著・文・その他
内容説明
壬申の乱、承久の乱、長島の乱、壇ノ浦・桶狭間・関ヶ原の戦い…いつも傍らに占いがあった。
目次
はじめに 時代の最先端をいく学問だった占い
第1章 鎌倉幕府の栄枯盛衰を支配した占い
第2章 占いを制する者は戦国を制す
第3章 あの歴史的事件に秘められた占い
第4章 世界を動かした占星術と錬金術
第5章 この世は呪いと占いに満ちている
おわりに 武将の兵法として、また朝廷の帝王学でもあった
著者等紹介
西園寺彬[サイオンジアキラ]
1949年、神奈川県平塚市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。自動車・音楽・映画・歴史雑誌編集者を経て、著述業
マーク・矢崎[マーク・ヤザキ]
月刊少女誌『マイバースデイ』におまじないや占いなどの連載を20歳で開始。『毎日新聞』の占い欄やWEBサイトでも活躍。日本占術協会専務理事、日本占術協会認定占術士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
44
読み友さんの感想を読んで。現在でも宗教や占いはあちこちで幅を利かせているんですから、昔はもっともっとすごかったわけで…。有名なエピソードもあれば知らなかったものもあり、大変面白かったです。世界史部分をもっと増やしてほしいのと、20世紀も入れてほしかったなあ。レーガン大統領とか占いに頼っていたと聞いたことがありますし…。そういえば彼が暗殺を生き延びたのも、なんだか面白い説があったなあ…。2023/02/09
かおりんご
27
歴史。面白い切り口だった。確かに、私の知っている社長さんもやたらと占いや風水を重視する。やはり、上にのし上がるような人たちは、人の力では及ばない何かに目を向けたくなるものなのだろうか。北条政子の夢を買う話は興味深かった。2022/11/29