消えた核科学者―北朝鮮の核開発と拉致

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

消えた核科学者―北朝鮮の核開発と拉致

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月12日 05時40分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000616188
  • NDC分類 559.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

一九七二年、茨城県東海村から忽然と消えた男。捜査に訪れた刑事は「北に持っていかれたな」と言った。男は日本の原子力開発の拠点、動燃のプルトニウム製造係長だった。四〇年後、突如警察の北朝鮮拉致関係リストにその名が載る。謎に包まれた失踪の経緯、不可解な捜査過程、核科学者はどこに消えたのか?

内容説明

一九七二年、原子力施設が集まる茨城県東海村から、忽然と姿を消した一人の男。捜査に訪れた勝田署の刑事は、「北に持っていかれたな」と呟いた。男の名は「竹村達也」、日本の原子力開発の拠点、動燃のプルトニウム製造係長だった。四〇年後の二〇一三年、突如、警察庁の“拉致の可能性を排除できない事案に係る方々”にその名が載る。茨城県警はじめ公安部長、警察長官経験者、動燃幹部、誰もが「何も知らない」と言う不可解な捜査過程。「北」とは北朝鮮なのか?核科学者は、どこに消えたのか?

目次

はじめに 北朝鮮はなぜ日本人を拉致したのか
第1章 「北に持っていかれたな」―「アトム会」からの依頼
第2章 誰も竹村を「知らない」
第3章 東海村の「プルトニウム四天王」
第4章 動燃の闇―監視、隠蔽、怪死
第5章 岸から安倍へ受け継がれた核オプション
第6章 朝鮮戦争―金日成が恐れた原爆
第7章 知られざる核技術者たちの失踪
第8章 「そんな人物はおりません」―「転職」の行方
おわりに 封印された拉致疑惑

著者等紹介

渡辺周[ワタナベマコト]
Tokyo Investigative Newsroom Tansa編集長。1974年生。早稲田大学政治経済学部卒業、日本テレビを経て2000年に朝日新聞社入社。高野山真言宗の資金運用や製薬会社の医師への資金提供の実態をスクープした他、長期連載「プロメテウスの罠」取材班。2017年2月にワセダクロニクル(現Tansa)を編集長として創刊し、電通と共同通信によるステルスマーケティングを暴いた「買われた記事」で、日本外国特派員協会の「報道の自由推進賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どら猫さとっち

9
1972年、忽然と姿を消した核科学者。何故彼は失踪しなければならなかったのか。その裏には、北朝鮮の核開発と拉致問題があった。そして自民党も絡んでいる。岸信介から安部晋三政権で、この核科学者も翻弄されることに。そして朝鮮戦争。彼の存在さえかき消される、日本の闇の歴史も丹念に調査、執筆したドキュメント。著者はデモクラシータイムスのTansaの番組でお馴染み。Tansaの活動も興味深い。2025/01/08

takao

3
ふむ2024/06/16

山葵

0
北朝鮮に拉致された可能性のある人物の中に、日本の核技術に関わっていた人物が複数いることに目をつけ、彼らの情報を追うノンフィクション。 日本がいかに核技術を手に入れようとしたのか、という部分が内容として必要だったのかもしれないが、拉致問題との関わりがわかりづらく途中だれた感じがある。しかも、拉致された可能性のある核の関係者らに対する捜査がずさんだ、という問題提起はあれど、特に新しい事実などが明かされるわけでもないため、なんとなくスッキリしない。2024/03/17

あまたあるほし

0
結局、よくわからない…2024/01/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21637346
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品