出版社内容情報
ミャンマーにおける政府の会計規制政策や、企業会計・監査実務、会計教育等の問題を、聞き取り調査や質問票調査を実施して、包括的かつ相互関連的に分析した貴重な研究文献。
内容説明
アジア最後のフロンティアとしてミャンマー経済の行方が注目されている。ミャンマーの経済発展のためには、会計制度の整備は欠かせないインフラであり、日本企業等外資系企業の進出をも左右するものである。先行研究が見当たらない中、聞き取り調査、質問票調査により、2013年2月から2016年12月まで、10回の渡緬で、調査対象29ヵ所、延べ74名に聞き取り調査を実施し、その結果を分析して取りまとめたものである。
目次
序章 研究の目的と本書の構成
第1章 先行研究のサーベイ
第2章 ミャンマー会計の歴史と背景
第3章 訪問面接調査
第4章 結果の分析と原因の探究
第5章 ミャンマーの会計高等教育改革と今後の方向性
終章 研究の成果と残された課題
資料
著者等紹介
谷口隆義[タニグチタカヨシ]
公認会計士・税理士法人谷口隆義事務所所長。博士(経済学、京都大学)。公認会計士・税理士。京都大学会計人会会長。1949年大阪生まれ、1975年昭和監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入所。1985年同所を退所し独立開業。1993年衆議院議員選挙に出馬し当選。2009年まで5回当選。その間、財務副大臣(2002年1月から2003年9月)、総務副大臣(2007年9月から2008年8月)を拝命(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。