だれが校則を決めるのか―民主主義と学校

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だれが校則を決めるのか―民主主義と学校

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  • サイズ 46判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000615754
  • NDC分類 375.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「地毛証明書」への疑問、制服のジェンダーレス化要望……いまだに残る理不尽なルールをはじめ、校則のあり方が問われている。それをだれが、どのように見直し、決めていくのが望ましいのか。生徒・教師・保護者・市民……人々の校則との関わりの実際と構造、そして民主主義的な場である学校のルール形成の可能性を探る。

内容説明

「地毛証明書」への疑問、制服のジェンダーレス化要望、人権侵害への批判…いまだに残る理不尽なルールをはじめとして、校則のあり方が問われている。どのようにそれを捉え直し、変えていくことができるのだろうか。民主主義の場としての学校のルールを、だれが、どのように決めていくことが望ましいのだろうか。生徒・教師・保護者・市民…人々と校則との関わりの実際と構造、そして民主主義的な場とルール形成の可能性を探る。

目次

第1部 学校と校則(教師の目線、生徒の目線―校則緩和で風紀は乱れるのか、生徒指導は増えるのか;子どもの自治と校則―全生研の管理主義教育批判と集団づくり構想;校則を決定・運用する教師たち―何がどのように語られているのか;学校という「公共圏」と校則見直し―「皆が幸せになるルールをつくる」マネジメント職のリーダーシップ)
第2部 社会と校則(制服・指定品類の経済的負担と子どもの権利;外見校則とルッキズム;自由と相互尊重のルール―校則の国際比較;校則をめぐる闘争のゆくえ)

著者等紹介

内田良[ウチダリョウ]
名古屋大学教授。教育社会学。教員の働き方、部活動、校則、スポーツ事故や組み体操事故などの教育問題を広く情報発信している

山本宏樹[ヤマモトヒロキ]
大東文化大学准教授。教育社会学、教育科学。不登校・いじめ・体罰などの教育関連の諸現象について研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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那由田 忠

13
メインの話は制服の強制と着方となるが、大半の日本人がこれを容認している現状を全く理解できない人がいて、一方的に批判している論考があって、それは意味がない。また制服などの「乱れ」から学校秩序が混乱してくるという、教員の恐れを何の根拠もなく否定しては実態の考察が甘くなる。学校生活が生徒にとって楽しく学習に役立つものであるために校則があるべきで、その点での展開がまだ弱い気がしたが、最後のまとめ論考はよく考えられている。2024/01/17

takao

2
ふむ2023/06/03

しめ

1
p207「法化は人間の有限の持ち時間や思考力を節約し、自動化することのできない、あるいは自動化すべきでない部分に全力を投入するために有効な制度の一つである」2023/11/26

suiu

1
制服は高価すぎる。 指定品が多すぎる。 ルッキズムの問題は根深い。 髪の色が何色でもパーマでもストレートでも、テストを受けたら実力通りの点が出る。2023/02/15

おはぎ

0
様々な観点から校則が語られていて興味深い2023/06/20

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