イランは脅威か―ホルムズ海峡の大国と日本外交

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イランは脅威か―ホルムズ海峡の大国と日本外交

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  • サイズ 46判/ページ数 234p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000615112
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0031

出版社内容情報

二〇一九年六月安倍元首相は米国との間で高まる緊張を緩和しようと日本の首相として四一年振りにイランを訪問した。知られざる積極外交の意味とは何か。需要の九割を中東産原油に依存する日本は、ペルシャ湾の安全のカギを握るイランと、米国の狭間でどのような外交を展開できるのか。四〇年を中東の現場で過ごした外交官の提言。

内容説明

二〇一九年六月、トランプ大統領による制裁再開で米国との緊張が高まる最中、安倍晋三元首相は日本の首相として四一年振りにイランを訪問した。需要の九割を中東産原油に依存する日本が、ホルムズ海峡安全のカギを握るイランと最大の同盟国米国の狭間で展開した、知られざる積極外交の意義と挫折。米、イラン双方ともに良好な関係を持つ日本だからこそできることがある―。外交官人生四〇年を中東の現場で過ごした前大使が提言する、日本外交の責務と未来。

目次

中東地域にエネルギーを依存し続ける日本
第1部 米国とイラン―高まる緊張と日本の積極外交(安倍総理の積極外交;ローハニ大統領の一九年ぶりの公式訪日)
第2部 イランと米国はなぜお互いを信用できないのか(モサッデグ政権転覆クーデターからイスラム革命へ;イラン・イラク戦争から9・11へ―ますます泥沼化するイランと米国の相互不信)
第3部 ジェットコースターに乗ったイラン二〇一九~二〇二一―続く米国との緊張、新型コロナ、新大統領の登場(イランはチェスを指し、アメリカはポーカーをする;新型コロナとの闘い、そして墓穴を掘った米国;バイデン政権と強硬派のイラン新大統領、そしてイスラエルという火種 ほか)

著者等紹介

齊藤貢[サイトウミツグ]
1957年生。1980年一橋大学社会学部卒業、外務省入省。外務省国際情報課長や在アラブ首長国連邦日本国大使館公使、内閣官房内閣審議官等を経て、2012年在タイ日本国大使館公使。2015年駐オマーン特命全権大使。2018年駐イラン特命全権大使。2020年、外務省を退官。専門はペルシャ湾情勢、危機管理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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wasabi

14
湾岸諸国について池上さんの知ら恥シリーズで重ねて学ぶも、いまだ恥ずべき状態にある。学生時代に勃発したイラン革命は、なんら記憶に残っていない。アメリカ大使館占拠は、そういえばあったっけ。イライラ戦争も何やら宗教対立によるらしい程度の曖昧さ。さすがに湾岸戦争は報道を見守り、イラク戦争も記憶に新しい。サッダーム・フセインと同列にジョージ・W・ブッシュは胡散臭かった。でもって現在のイランとアメリカの対立。イランの核兵器開発は脅威だが、明らかにトランプの幼稚な対応に非がある。日本の立ち位置を含め、勉強になりました。2022/08/23

人生ゴルディアス

5
あまり良い本ではなかった。なんというか著者の知識レベルが謎に感じた。これといって明確に誤りを指摘できないんだけど、解像度がめちゃくちゃなのでそう感じるのかも。著者の感想文みたいなのが続いたかと思うと、突然詳しくなったりして、でもそれはどうやらノンフィクションの引き写しのようで…。大学で本格的な教鞭とってるわけでもない実務の人だと、こんな感じなんでしょうかね。あとなんか、イランを「あっち側」、日本人である自分を「主要国側」みたいな線引きが透けて見えて気持ち悪かった。事実なんだろうけどそこはもっとこう…2023/03/04

お抹茶

1
著書は元駐イラン大使。日本とイランの関係は悪くないが,イランと仲の悪いアメリカの影響が強いこともあって,日本独自の動き幅は限られそうだ。予測不可能なトランプ政権になって,イランも否応なく翻弄されている。著者自身が「イランにとって米国大使館占拠・人質事件は輝ける成果であり,当時の学生が現政権の中枢にいる限り,関係修復は不可能かもしれない」と述べるように,近い将来に劇的にアメリカとイランの関係が良くなることはなさそうだ。2022/04/30

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