出版社内容情報
ケネディ政権下、理想に燃えるアメリカをバスで横断した日本の青年たちがいた。彼らは何を見て、何を見なかったのか? トルーマンやRFKとの出会い、南部を行く「人種隔離」バス……半世紀を超えた今、その足跡をたどり、光と影の相克する「帝国」の実像、そして凋落の日米戦後史を見つめなおす。著者初の日本語での書き下ろしエッセイ集。
内容説明
ケネディ政権下、理想に燃えるアメリカをバスで横断した日本の青年たちがいた。トルーマンやロバート・F.ケネディとの出会い、南部を行く「人種分離」バス…半世紀を超えた今、その足跡をたどり、光と影の相克する「帝国」の実像、そして凋落の日米戦後史を見つめなおす。著者初の日本語での書き下ろしエッセイ集。
目次
第1章 99ドル99日間全米バス旅行
第2章 トルーマンの原爆
第3章 憧れの「国際人」
第4章 一滴の血
第5章 宴のあと
第6章 東は東、西は西
第7章 消えた真珠湾攻撃記念日
著者等紹介
堀田江理[ホッタエリ]
歴史研究者。1971年東京生まれ。プリンストン大学歴史学部卒業。オックスフォード大学より国際関係修士号、同博士号を取得。オックスフォード大学、国立政策研究大学院大学、イスラエル国立ヘブライ大学などで教鞭をとり、研究、執筆活動を継続する。Japan 1941:Countdown to Infamy(2013年、Knopf)、日本語版『1941 決意なき開戦―現代日本の起源』(2016年、人文書院、第28回アジア・太平洋賞特別賞受賞)を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まーくん