知のスイッチ―「障害」からはじまるリベラルアーツ

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知のスイッチ―「障害」からはじまるリベラルアーツ

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  • サイズ A5変判/ページ数 288p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000613170
  • NDC分類 002.04
  • Cコード C0036

出版社内容情報

非障害者が「当たり前」と見過ごしている当たり前でない事実を障害者の視点から掘り下げ新しい学問を作る.

嶺重 慎[ミネシゲ シン]
編集

広瀬 浩二郎[ヒロセ コウジロウ]
編集

村田 淳[ムラタ ジュン]
編集

京都大学学生総合支援センター[キョウトダイガクガクセイソウゴウシエンセンター]
著・文・その他

内容説明

社会の多数派が「あたりまえ」と思うことでも、うまくできなかったり、まったくできなかったりする人がいる。「あたりまえ」ができないとき、人は立ち止まる。そして、考え始める。「障害」をキーワードに、学問と社会の「あたりまえ」を問い直す。

目次

学問は普遍的だろうか―「学の世界」と「生の世界」をつなぐ
1 今までとは違う問いから始める(われわれはよき宇宙人になれるだろうか;弱いロボットとテクノロジーの受容;障害学とは何か―歴史、スポーツ、テクノロジー ほか)
2 学問×障害=?(リベラルアーツと合理的配慮というチャレンジ;障害と経済―自立と依存の経済学;ケアの倫理から考える「障害者の倫理」 ほか)
3 当事者とは誰か?(ユニバーサル・ミュージアムの“理”を求めて―触常者発、「無視覚流鑑賞」の誕生;ひとりのサバイブ―群立的思考の方法;当事者研究からはじめる「知」の歩き方―獣道と舗装道路をつなぐ ほか)

著者等紹介

嶺重慎[ミネシゲシン]
1957年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。専門は宇宙物理学。現在、京都大学大学院理学研究科教授。専門研究の傍らバリアフリー天文教育にも取り組む

広瀬浩二郎[ヒロセコウジロウ]
1967年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は日本宗教史、触文化論。現在、国立民族学博物館准教授。ユニバーサル・ミュージアム(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組む

村田淳[ムラタジュン]
1981年生まれ。京都府立大学公共政策学研究科博士前期課程修了。専門は障害学生支援、福祉社会学。京都大学学生総合支援センター准教授(障害学生支援ルーム・チーフコーディネーター)。全国高等教育障害学生支援協議会理事ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

林克也

5
大学生や若者のための本だと思うがジジイでもしっかりスイッチ入りました。2010年の4月だったか5月に「治りませんように べてるの家のいま」が、社長の意向で千人程の全社員に支給され、いろんな反応はあったが、自分としてはかなりの刺激を受けた。その前、2007年にも、社長による業務命令(当人はそうは思っていないだろうが)で『罪と罰』を読んだ。これもとても大きな出来事だった。ドストエフスキーを読まずに無闇に齢を重ねていたが、この時読めたことでその後の読書やものの考え方も変化した。もうその社長はこの世にはいない。2019/04/28

takao

1
ふむ2025/04/25

YASU

1
人間がその身体でなく(つまり自然必然的制約を受けず)自由精神によってつくり出す知をリベラルアーツと呼ぶのだという.それを,近代的自律的個人でなく「障害」者等依存的な人を主体として考えなおそうという試み.障害学など自分の問題関心から読みはじめたが,かなり幅広い.納得できる論もあり.よく解らないところもあり.2021/05/21

のせなーだ

1
日常生活を惰性的に過ごしている。この本との出会いで、ご無沙汰の我がスイッチに触れられ「未開の地」への好奇心も目覚めた。スイッチON!を意識したい。「個人ではなく関係という単位で、生そのものに価値を見出す視点」「当事者研究」「理のバリアフリー」「無視覚流とは思いやりである」視覚に死角は必ずあり、スピードを上げれば記憶に残らない。著者たちの物事に立ち向かう姿勢が、真面目で愛が基本にあるのを感じて、感謝の気持ちと反省!で本を閉じた。感じて、考えて、実感を持って、語る・・私のボキャブラリーの壁が厚く、高すぎるが。2019/06/10

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