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外交をひらく―核軍縮・密約問題の現場で

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000610049
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

核を軸とする日米同盟の根幹に触れる、密約問題の調査。核軍縮・不拡散のための各国との協議。理想と現実歴史的な政権交代直後の外交責任者として、様々な困難な課題に対し、全力投球した一年。

日米同盟の根幹に触れる、密約問題の調査・解明は、どのように行われたのか。

核軍縮・不拡散のための各国との協議では、各国の思惑、理想と現実がぶつかり合うなかで、被爆国日本の外務大臣としてどのように判断し、行動したか。

核をめぐる外交問題に一貫した関心を持ち、国民への積極的な情報開示を重視してきた著者が、現場で考えたことや葛藤、苦悩まで、率直に書き記した日本外交の記録。

内容説明

歴史的な政権交代直後の外交責任者として、様々な困難な課題に対し、全力投球した一年。日米同盟の根幹に触れる、密約問題の調査・解明は、どのように行われたのか。核軍縮・不拡散のための各国との協議では、各国の思惑、理想と現実がぶつかり合うなかで、被爆国日本の外務大臣としてどのように判断し、行動したか。核をめぐる外交問題に一貫した関心を持ち、国民への積極的な情報開示を重視してきた著者が、現場で考えたことや葛藤、苦悩まで、率直に書き記した日本外交の記録。

目次

第1部 密約問題の調査(密約調査開始;安保条約改定時の核持ち込みに関する「密約」;朝鮮半島有事の際の「密約」;沖縄返還時の有事の際の核持ち込みについての「密約」;沖縄返還次の原状回復補償費の肩代わりに関する「密約」;記者発表;調査後の議論;国民に対する責任;外交文書の公開体制を考える)
第2部 核軍縮・不拡散をめぐって(米国との核をめぐる対話;イランとの擦れ違い;北朝鮮、進まぬ協議;インドとの原子力協力;フランスとの困難な対話;中国の核と向き合う;非核保有国との協調体制構築へ;これからなすべきこと)

著者等紹介

岡田克也[オカダカツヤ]
1953年三重県四日市市生まれ。東京大学法学部を卒業後、旧通産省入省。90年衆議院議員に初当選し、現在当選8回目。93年政治改革の実現を訴えて自民党を離党。98年の民主党結成後は政調会長、幹事長、代表などを歴任。幹事長に再登板して臨んだ2009年の衆院選で政権交代を実現する。民主党政権では、鳩山、菅両内閣で外務大臣を務めたあと、与党幹事長を経て、副総理として野田内閣を支えた。2014年9月より、民主党代表代行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かじやん0514

2
言い訳が満載の本。岡田の主観が多いので、史料的価値としても微妙。2015/01/24

伊達者

0
民主党政権に置ける外務大臣の経験を書いている。核軍縮問題について詳しい。外務大臣の仕事は真面目な政治家にとって大きな目標であると思う。2015/02/24

K2

0
民主党政権の3年半で、最も評価すべき成果と考えるのが「核密約の存在を政府として示したこと」だ。それを実現したのが岡田克也外務大臣。 本書を読んで、わずか1年の任期で核密約解明にとどまらず本当にいろんなことに取り組んだのだなと感心する。記者会見オープン化や公文書の原則公開など。残念ながら現在は自民党安倍菅による逆流に押し流されているが、岡田の仕事を引き継ぐ政治家が出てきてほしい。 基本的には調整型政治家だが、クリティカルだと考えた課題には妥協しない。その姿勢が野党共闘に道を拓く力にもなったのではないか。2020/12/07

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