出版社内容情報
核を軸とする日米同盟の根幹に触れる、密約問題の調査。核軍縮・不拡散のための各国との協議。理想と現実歴史的な政権交代直後の外交責任者として、様々な困難な課題に対し、全力投球した一年。
日米同盟の根幹に触れる、密約問題の調査・解明は、どのように行われたのか。
核軍縮・不拡散のための各国との協議では、各国の思惑、理想と現実がぶつかり合うなかで、被爆国日本の外務大臣としてどのように判断し、行動したか。
核をめぐる外交問題に一貫した関心を持ち、国民への積極的な情報開示を重視してきた著者が、現場で考えたことや葛藤、苦悩まで、率直に書き記した日本外交の記録。
内容説明
歴史的な政権交代直後の外交責任者として、様々な困難な課題に対し、全力投球した一年。日米同盟の根幹に触れる、密約問題の調査・解明は、どのように行われたのか。核軍縮・不拡散のための各国との協議では、各国の思惑、理想と現実がぶつかり合うなかで、被爆国日本の外務大臣としてどのように判断し、行動したか。核をめぐる外交問題に一貫した関心を持ち、国民への積極的な情報開示を重視してきた著者が、現場で考えたことや葛藤、苦悩まで、率直に書き記した日本外交の記録。
目次
第1部 密約問題の調査(密約調査開始;安保条約改定時の核持ち込みに関する「密約」;朝鮮半島有事の際の「密約」;沖縄返還時の有事の際の核持ち込みについての「密約」;沖縄返還次の原状回復補償費の肩代わりに関する「密約」;記者発表;調査後の議論;国民に対する責任;外交文書の公開体制を考える)
第2部 核軍縮・不拡散をめぐって(米国との核をめぐる対話;イランとの擦れ違い;北朝鮮、進まぬ協議;インドとの原子力協力;フランスとの困難な対話;中国の核と向き合う;非核保有国との協調体制構築へ;これからなすべきこと)
著者等紹介
岡田克也[オカダカツヤ]
1953年三重県四日市市生まれ。東京大学法学部を卒業後、旧通産省入省。90年衆議院議員に初当選し、現在当選8回目。93年政治改革の実現を訴えて自民党を離党。98年の民主党結成後は政調会長、幹事長、代表などを歴任。幹事長に再登板して臨んだ2009年の衆院選で政権交代を実現する。民主党政権では、鳩山、菅両内閣で外務大臣を務めたあと、与党幹事長を経て、副総理として野田内閣を支えた。2014年9月より、民主党代表代行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かじやん0514
伊達者
K2