出版社内容情報
前半は、合同公理のみに立脚する絶対幾何学と、平行線の公理を仮定したユークリッド幾何学を直観的な立場から眺め、厳密な論証の前提となる幾何学の公理を提示する。後半では、線分や角の大きさを実数で表すことを考え、連続公理を述べる。最後に、座標とベクトルについて解説し、特に座標について幾何学のモデルという観点から扱う。
内容説明
前半は、合同公理のみに立脚する絶対幾何学と、平行線の公理を仮定したユークリッド幾何学を直観的な立場から眺め、厳密な論証の前提となる幾何学の公理を提示する。後半では、線分や角の大きさを実数で表すことを考え、連続公理を述べる。最後に、座標とベクトルについて解説し、特に座標について幾何学のモデルという観点から扱う。
目次
第1章 古典幾何学
第2章 幾何学の公理系
第3章 集合、写像、関係
第4章 自然数から実数へ
第5章 数と幾何学
第6章 座標とベクトル
第7章 公理系とモデル
著者等紹介
砂田利一[スナダトシカズ]
1948年生まれ。現在、東北大学名誉教授、明治大学名誉教授。専攻:大域解析学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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