出版社内容情報
科学技術の革新や社会構造、生命に関わる新しい問題が生じ、医療やケアに関する難しい決定を迫られる場面が増えている。医療資源の配分や安楽死の問題、認知症患者のどの時点での意思を尊重すべきか…。事例を交え医療倫理の考え方(クリティカル・シンキング)の要点を説明する。『〈1冊でわかる〉医療倫理』の改訂第二版。
内容説明
科学技術の革新や社会構造の変化などにより、生命に関わる新しい問題が生じ、医療やケアに関する難しい決定を迫られる場面が増えている。医療資源の配分や安楽死の問題、認知症患者のどの時点での意思を尊重すべきか…。事例を交え医療倫理の考え方(クリティカル・シンキング)の要点を説明する。好評『“1冊でわかる”医療倫理』の改訂第二版。
目次
第1章 医療倫理がおもしろいわけ
第2章 幇助死―優れた医療行為か、殺人か
第3章 推論のための道具箱
第4章 存在していない人々―少なくとも今のところは
第5章 狂気についての矛盾した考え
第6章 援助する者を援助する
第7章 公平な手続の確立
第8章 現代遺伝学と伝統的な守秘義務の限界
第9章 文化、同意、コミュニティ
第10章 医療倫理の未来
著者等紹介
ダン,マイケル[ダン,マイケル] [Dunn,Michael]
オックスフォード大学准教授
ホープ,トニー[ホープ,トニー] [Hope,Tony]
オックスフォード大学名誉教授
児玉聡[コダマサトシ]
京都大学大学院文学研究科准教授
赤林朗[アカバヤシアキラ]
東京大学大学院医学系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。