出版社内容情報
ヒトの脳波の発見者ハンス・ベルガー(1873‐1941)。20世紀初めに脳の活動の解明をめざした彼は20年以上を費やし脳波の測定に成功する。しかし結果が世に認められるにはさらなる時を要した。その後一時はノーベル賞候補にあげられるも、ナチス支配下のドイツで彼は自ら死を選ぶ。脳に挑んだひとりの先駆的な科学者の伝記。
内容説明
ヒトの脳波の発見者ハンス・ベルガー(1873‐1941)。20世紀初めに脳活動の計測による心の解明をめざした彼は20年以上を費やし、ついに脳波の測定に成功する。しかし結果が世に認められるにはさらなる時を要した。その後ノーベル賞候補にあげられるも、ナチス支配下のドイツで自ら死を選ぶ。ひとりで脳と心の謎に挑んだ先駆的な科学者の伝記。
目次
プロローグ
1 祖父リュッカート
2 布石
3 非侵襲脳活動計測と脳波
4 結実
5 逡巡
6 孤立
7 光明
8 秘密の波―テレパシーへの傾倒
9 憂愁
エピローグ
著者等紹介
宮内哲[ミヤウチサトル]
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)脳情報通信融合研究センター嘱託。早稲田大学大学院文学研究科心理学専修博士課程修了後、米国ブラウン大学、自然科学研究機構生理学研究所を経て、1993年通信総合研究所(現NICT)に入所。専門は生理心理学・脳神経科学。主にfMRI・脳波・脳磁波などの非侵襲的脳機能計測に関する研究開発に従事。博士(医学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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