徳間文庫<br> ピアノ弾き即興人生

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徳間文庫
ピアノ弾き即興人生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 409p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198940959
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0173

出版社内容情報

言葉によるジャズの快楽! 読み始めたら止まらない中毒必至、超絶技巧の痛快エッセイ。解説は人気絶頂のサックス奏者菊地成孔。

リズムにのった軽妙な語り口でどんどん描く、各方面でのすごい人々との交流のエピソードや、ジャズとは何かという講演、旅にまつわる面白話など、全8部から構成される文字版・即興演奏。
第1部・咄嗟の組曲 第2部・人間楽章 第3部・スケルツオ楽章 第4部・プログラム楽章 第5部・受賞騒動・講演、コメント楽章 第6部・思い出の物体とその波紋 第7部・旅とは何か 第8部コーダ +書き下ろしのプロローグとエピローグエッセイ。

【著者紹介】
1942年生まれ。ジャズピアニストとして、第一人者。軽妙なエッセイにファンも多い。音楽活動では、オーケストラ、和楽器楽隊との異種格闘技的な競演や山下洋輔パンジャスイングオーケストラを組織。

内容説明

ジャズ界の巨匠が放つ文字版・交響組曲全8楽章!疾風怒涛のジャムセッションの日々から、各方面の達人との交流エピソード、ジャズとは何かという講演、旅にまつわる面白話まで、リズムにのってどんどん綴るグルーブ感はまさにジャズの即興演奏!

目次

第1部 咄嗟の組曲
第2部 人間楽章
第3部 スケルツォ楽章
第4部 プログラム楽章
第5部 講演・受賞騒動・コメント楽章
第6部 思い出の物体とその波紋楽章
第7部 旅とブログ楽章
第8部 コーダ

著者等紹介

山下洋輔[ヤマシタヨウスケ]
1942年東京生まれ。1969年、山下洋輔トリオを結成。フリー・フォーム演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。以降、日本ジャズ界の第一人者であり、名エッセイストとしても多くのファンを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

高橋 (犬塚)裕道

6
星4.5。面白かった。書き殴られた小文、中文を集めたものなので凡てが格別の面白さがあったとは言い難い。読み飛ばして良い物もある。しかし全体を見渡せば面白いし、興味深いネタも多い。実際深く興味を持った文は読み返したりした。だから読了までに時間が掛かってしまった。2016/06/28

サーフ

2
作者が様々な媒体で書き記したエッセイやライナーノーツ、講演・受賞コメントが一纏めで収録されており、楽しく読むことが出来た。山下さんの文章は初めて呼んだが、交友のある筒井康隆の影響なのか文体がどこか筒井康隆らしさがあった。(特に「第一楽章」の一番最初の「怒りのノワール」が顕著)。そしてとにかく文章がうまい。一纏めで収録しているため祖父の話が何度も登場し、辟易としてしまう部分もあるがこれは仕方がないのかもしれない。これまでアルバム1枚ぐらいしか山下洋輔作品は聞いてこなかったが、これを期に色々と聞こうかな。2017/11/11

cocobymidinette

2
色々な媒体に掲載された、色々なエッセイを集めたコンピレーションなのだけれど、曲順の妙で一枚のコンセプトアルバムとして読める。この手法をとっていて過去読んで感動したのが、菊地成孔の「歌舞伎町のミッドナイト・フットボール」で、なんだ師匠のコピーかぁ、と思ったら出版は同時期だった。シンクロしているのかさらなる元ネタがあるのか、気になる。その菊地成孔が解説を書いているのだけど、先日の山下洋輔エッセイ初体験で私が思った「踏襲はしているけど、山下・菊地の差は楽器の差では」を彼はナベサダ・山下について論じていて驚いた。2017/04/25

hibimoriSitaro

2
ReaderStore。これまで収録されなかった文章をカテゴリごとに纏めて楽章に見立てた,総体としてはエッセイ本。古い物で1999年。2016/12/04

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