岩波科学ライブラリー<br> 予測の科学はどう変わる?―人工知能と地震・噴火・気象現象

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岩波科学ライブラリー
予測の科学はどう変わる?―人工知能と地震・噴火・気象現象

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  • サイズ B6判/ページ数 128p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000296823
  • NDC分類 519.9
  • Cコード C0344

出版社内容情報

演繹的な手法が主役だった自然災害の予測に,人工知能の応用が模索されている.どんな可能性と限界があるのか.

井田 喜明[イダ ヨシアキ]
著・文・その他

内容説明

科学理論に基づく演繹的な手法が主役だった自然災害の予測に、深層学習やビッグデータを活用する人工知能の応用が模索されるようになった。人工知能による予測は、膨大なデータの学習から得られる経験的な推測であり、結果がすべて。失敗しても理由は不明で、対策はデータを増やすことだけ。どんな可能性と限界があるのか。

目次

第1章 予測の基礎は科学の体系
第2章 人工知能が予測に参入
第3章 気象現象の予測
第4章 マグマの活動と噴火予知
第5章 地震予知と津波予報
第6章 人工知能時代の予測と社会

著者等紹介

井田喜明[イダヨシアキ]
1941年、東京生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、同大学院理学系研究科地球物理学博士課程修了。理学博士。マサチューセッツ工科大学、東京大学物性研究所、同海洋研究所、同地震研究所、姫路工業大学(現兵庫県立大学)などで研究・教育に携わりながら、日本火山学会会長、火山噴火予知連絡会会長なども務める。現在はアドバンスソフト株式会社研究顧問。東京大学名誉教授。兵庫県立大学名誉教授。専門は固体地球物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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月をみるもの

10
参考文献は古めのものが多く、最新状況のレビューにはなってないというか、業界間のスピード感の違いというか。。地震はともかく火山噴火の予知はなんとかなるんじゃないかと、なんとなく思ってたんだけど、教師データの収集速度がネックだろう。ちゃんとモニタリングされてる水蒸気爆発のデータが、どれくらいとれてるのか、、とか考えると。。 2019/03/31

takejin

2
演繹じゃないディープラーニングに頼るということは、実は予測の世界は後退しているということでは?理論のわからないAIってことが、どうにも古いSFファンにはなじめない。地震の予測がほぼ不可能なのはフラクタルだから、という説明には納得。2019/04/30

aochama

2
人工知能を使って自然災害の予測がどうなるかを現在の状況を踏まえて説明。人工知能?という方にも簡単な説明もあり、親切です。 複雑系の自然を捕らえるのは、難題で、いかに人工知能と言えども無理のようです。ただ、糸口を見つけるツールとしての活用が今後期待されるとのこと。今後の研究に注目したくなりました。2019/03/23

お抹茶

1
量子力学や古典力学に基づく惑星や衛星の運動は,ほぼ厳密と見なされる基本原理だけを用いる第一原理計算によるが,気象現象や地震・噴火の予測の信頼性はモデルの確かさで予測結果の確かさが決まる。間欠的に起こる個々の噴火の予測は難しい。判断の柔軟さや発想の豊かさでは,人間知能は人間に劣る。地震の前兆現象を確実に捉える方法は見通しが立たず,大きな地震の発生を,周期性に揺らぎを加えて確率的に予測する。2019/05/14

takao

1
ふむ2019/10/03

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