出版社内容情報
貿易システムの構造は、航空運送の出現と発展により、どのように変化していったのか。貿易システム論の観点から、物流、貿易管理、決済、貨物保険、契約の分析を通して明らかにする。,ぞれの世紀ごとに明らかにする。
内容説明
貿易システム分析には、少なくとも貿易システム構造(慣習や制度)の生成、貿易システムへの個別的適応、貿易システムの個別的制御という三次元のアプローチが必要となる。本書では、物流という要素が航空運送の発展によって構造変化を遂げ、それが他の要素にどのように構造変化をもたらしたのか、そして各要素はどのような相互関係を持ったのかを研究テーマとしている。
目次
第1章 私経済的貿易研究の系譜
第2章 貿易システム論の提案と本書の位置付け
第3章 航空運送の発展
第4章 物流サブシステム
第5章 貿易管理サブシステム
第6章 貿易決済サブシステム
第7章 貨物保険サブシステム
第8章 契約サブシステム
第9章 結論
著者等紹介
横山研治[ヨコヤマケンジ]
立命館アジア太平洋大学アジア太平洋マネジメント学部教授。1955年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部卒、九州国際大学助教授を経て、2000年より現職
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