出版社内容情報
法律を学ぶ人にとって、経済学の敷居はなぜ高く見えるのでしょう。使わなくてもいい高度な数学、過度に難しい論点、現実にはありそうもない抽象化されたモデルの説明に直面して、立ち往生していませんか。本書では、法律学と経済学の思考パターンの差異を踏まえ、経済学の最も基礎的かつ中心的な部分を丁寧に説明します。
内容説明
法律を学ぶ人にとって、経済学の敷居はなぜ高く見えるのでしょう。使わなくてもいいはずの高度な数学や、必要以上に難しい論点設定、現実にはありそうもない仮定や抽象化されたモデルの説明に直面して、立ち往生していませんか。この本では、法律学と経済学のそれぞれが持っている思考パターンの差異を踏まえて、経済学の最も基礎的かつ中心的な部分を丁寧に説明します。
目次
第1部 ミクロ経済学入門(経済学の本質と、その学習に関する諸注意;経済学と価値判断;分配の公平と正義;非協力ゲームの基礎;厚生経済学の基本定理(市場モデルの構造と基本的仮定;パレート効率的な資源配分;市場競争の効率性) ほか)
第2部 法の経済分析(法解釈学にとって経済学とは何か;「法の経済分析」と日本の法解釈学への適用可能性;効率・公平・司法;非協力ゲームと法の機能;市場経済と法 ほか)
著者等紹介
常木淳[ツネキアツシ]
1959年生まれ。81年東京大学経済学部卒。87年ブリティッシュコロンビア大学経済学研究科経済学専攻博士課程修了(Ph.D.)。88年成蹊大学経済学部専任講師、90年同助教授、91年大阪大学社会経済研究所助教授、2000年同教授。専攻は公共経済学、法の経済分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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