出版社内容情報
状況を変革するためにいかに書くべきか。受け身に流されるのではなく、想像力によって能動的に状況を捉えなおす。「現実を直視せよ」という偽の言葉を拒み、人に現状を乗り超える力を与え、宇宙のなかにあるひとりの人間とは何かを考えさせる。時代と関わりながら普遍的なものにいたる同時代評論集。「破壊者ウルトラマン」など収録。
内容説明
状況を変革する「書き方」へ。「現実を直視する・直視せよ」という言葉を拒み、受け身ではない、ちがう現実を想像する。著者自ら編んだエッセイ・評論集成。
目次
1(受け身はよくない;言葉によって(講演)
力としての想像力(講演)
この一年、そして明日)
2(状況へ)
3(にせの言葉を拒否する)
未来へ向けて回想する―自己解釈(九)