出版社内容情報
自らの臨死体験や震災後の福島通いは、被爆者を含む多くの死に接してきた老練の精神科医に、どんな心境の変化をもたらしたか? 心停止を経験した石川文洋氏、「永遠の青年」椎名誠氏、父を看取った香山リカ氏、100歳現役の精神科医(恩師)、末期がんの看護師との対話を通して深めた死生観を大いに語る。コロンブスの卵的終活の書。
内容説明
自らの臨死体験を経て、震災後の福島に通いながら、被爆者を含めた多くの患者の死に接してきた老練の精神科医は何を思ったか?名著『「死」の育て方』から二〇年。心筋梗塞でいったん心臓が止まった戦場カメラマン(石川文洋)、父を看取った同業者(香山リカ)、「永遠の青年」といわれた人気作家(椎名誠)、一〇〇歳現役精神科医の恩師、旧知の末期がん看護師との対話を通して深めた死生観を、「死の豊穣さ」を、大いに語る。フツーの人がフツーに死んでいくために贈る「コロンブスの卵」的終活の書。
目次
第1章 死が最も自分の接近した日
第2章 七七年の人生で出会ってきた「死」
第3章 対談を通して深めた死生観(「死なんか考えている閑はない」―石川文洋さん;何を遺したら安心して死ねるか?―香山リカさん;「永遠の青年」も…―椎名誠さん;「クワガタをゲットした少年」の心をもち続ける一〇〇歳―臺弘先生)
第4章 「上手に家で死にたい」―「終活」をまっとうした看護師
第5章 東日本大震災がもたらした変化―「死生観」より「人間論」
著者等紹介
中澤正夫[ナカザワマサオ]
1937年群馬県生まれ。精神科医。佐久総合病院、群馬大学医学部精神科などを経て、2002年代々木病院副院長を退任。現在、代々木病院嘱託医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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