出版社内容情報
私たちは絶えず「何だろう」と問い,何かを知ろうとする.知るという営みは私たちが生きることと切り離せない大切な意味をもっているのだ.「考えると信じる」「知識と真理」「自己と他者」を主題とする三つの講義と対話を柱に,ものごとを知ることや知識が確かだと思うこと
内容説明
「何だろう」と問うことは、私たちが生きることと切り離せない大きな意味をもっています。この巻では、ものを知る、私を知るとはどういうことかを考えます。
目次
第1講 “考える”と“信じる”はどこがちがうのか―哲学の問い
第2講 本当のことを知っているとはどういうことか―知識と真理
第3講 私のことを知るのは私か―自己と他者
課題探究 近代的理性の胎動
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えむ
1
大学教員による高校生向けの「哲学」入門シリーズの一冊。本巻では、科学哲学的なトピックをひとつの軸にしつつ、「知る」ことにどのようにアプローチできるかが考察される。蛇足的な部分もありそうだが、科学哲学の入門書としても有用ではないかと感じた。2018/09/03
doradorapoteti
1
レヴィナスについてが少ない〜2013/03/13
ソーシャ
0
高校倫理からの哲学の第二巻。「考えるとは」「真理とは」「私とは」といった「知る」ということに関連するトピックを広く扱っています。ただ、記述が薄かったりするのであくまで興味をもった分野を探すための入門書として読むべきかもしれません。2014/01/28
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