出版社内容情報
第一次世界大戦後の論壇に彗星のごとく登場し,数々の名評論を世に送り続けた山川菊栄.本巻には,厳しい言論統制に抗して執筆された時局批判を収める「戦時下論説拾遺」に加えて,旧山川菊栄集(1981-1982年)以降に蓄積された研究に基づいて新たに書き下ろされた解説,全著作の目録,詳細な年譜,参考文献目録を収録する.今後の山川菊栄研究に必備の書.
内容説明
言論統制に抗して執筆された時局批判を収める「戦時下論説拾遺」に加えて、山川菊栄の思想と活動に関する解説、著作目録、年譜、参考文献目録を収録。
目次
戦時下論説拾遺(緊縮政策の影響;帝国主義的外交戦の一部としての軍縮会議;「政界廓清」の意義;ブルジョア的婦人解放;貞操蹂躙罪;戦債モラトリアム;事変の前;ファッショ独裁の脅威;「救済」景気;変質共産党と売淫政策 ほか)
解説
参考文献目録
年譜
著作目録