出版社内容情報
250万を超えるといわれている糖尿病の患者。最初のうちは身体に何の異変も起きなくて、糖尿病であると気がつかないことが多いという。専門の医師と看護師、そして患者自身が、最新の治療法、食事療法、運動療法、医療制度などとともに日々の暮らしで知っておいたほうがいいことを、くわしく紹介する。
内容説明
患者の相談に、長年のってきた医師による糖尿病の最新の知見と、専門看護師による日常の過ごし方、そして患者による、自宅での療養の実践について、わかりやすく、具体的に紹介します。自分では気がついていない、潜在的な患者も多いのでは、といわれている糖尿病。もしかしたら糖尿病?と思ったとき、または、糖尿病と診断されたとき、ぜひ、この本を手にとってください。
目次
はじめに 糖尿病の基礎知識
第1章 「なんだかおかしい」と感じたとき、すぐやるべきこと/やってはいけないこと
第2章 病院に行く前に知っておきたいこと
第3章 病気で診てもらう際のポイント
第4章 病気を知る、治療法を知る
第5章 「もらった薬」のチェックポイント
第6章 在宅で、できること
第7章 入院の方法とその必要性
第8章 自分に合った療養のパートナーとは
第9章 生活の質を落とさないために
第10章 治療費を知る
著者等紹介
阪本要一[サカモトヨウイチ]
内科医/東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科教授、慈恵医大晴海トリトンクリニック所長。1972年東京慈恵会医科大学卒業。英国ロンドン日本クラブ診療所所長、東京慈恵会医科大学附属柏病院糖尿病代謝内分泌内科部長を経て現在に至る
東めぐみ[ヒガシメグミ]
駿河台日本大学病院教育担当責任者/慢性疾患看護専門看護師。1981年日本大学医学部附属看護専門学校卒業。日本赤十字看護大学大学院修士課程看護学研究科修了。駿河台日本大学病院内科循環器科病棟、ジャパンメディカルアライアンス東埼玉総合病院看護科長を経て現在に至る。慢性疾患看護専門看護師研究会代表
高橋一征[タカハシカズユク]
糖尿病友の会「愛宕会」会長/日本糖尿病協会東京都支部副支部長(東京都糖尿病協会副会長)。1964年早稲田大学卒業。東洋信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)、住友不動産勤務。91年1型糖尿病発症。合併症は、とくになく、コントロールも良好。92年東京慈恵会医科大学附属病院糖尿病・代謝・内分泌内科友の会「愛宕会」入会、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mami
篠静
マガタマ