出版社内容情報
心理学の基礎である知覚と心理の関係を、脳科学や情報科学のアプローチも取り入れて解説。理学や芸術分野の人にも役立つ話題満載の、入門教科書。
内容説明
私たちはどのように物事を知覚し、それをどのように感じているのか?心理学を学ぶ基礎である知覚と心理の関係を、脳科学や情報科学のアプローチも取り入れて解説。知覚との関わりが重視される感性の役割についても、浮世絵などの芸術作品を例にしてわかりやすく解説する。豊富な図版や身近な例で、心理学のみならず理学系や芸術系分野を学ぶ人にも役に立つ、入門教科書の決定版。
目次
序 知覚と感性をともに学ぶということ
1 色と明るさの知覚
2 動きの知覚
3 3次元世界の知覚と表現
4 形の知覚
5 よいとは何か
6 注意と気づき―視線や状況の知覚と認知
7 知覚の枠組みとその獲得
付録 視覚の神経生理学
著者等紹介
三浦佳世[ミウラカヨ]
大阪大学文学部心理学科卒業、学術博士。九州大学人間環境学研究院教授・文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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flcdd
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読みやすい、わかりやすいです(=´∀`)人(´∀`=)買おう♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪2013/05/22
sktksr
0
興味に合わせてつまみ読み2013/03/24
yamadamada
0
第5章よいとは何か:知覚(視覚)における「よい」とは何かについて、幾つかの視点からの研究事例をコンパクトに紹介してくれて有益。物体認知におけるよい眺め/ゲシュタルト心理学を引き継いだパターンのよさの定量化/単なる幾何学的な規則性ではない、総合評価・感性評価としてのよさ(おもしろい、好きなど)/実験美学とその後の印象評価研究が示すよさ・美しさと好みの個人差などなど。しかし、まだここまでしかわからないのか!とも思わされる。2010/03/24
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