出版社内容情報
分身ロボットを遠隔操作して別な場所にいる相手とコミュニケーションをとることができます。操作するのは障がいや病気など様々な理由で外出できない人たち。不登校などの子もいます。分身ロボットOriHimeを使って働いている人にインタビューをして分身ロボットの可能性と、そして未来の社会を考えていきます。
内容説明
遠隔操作で対話できる分身ロボット。障がいなど、さまざまな理由で外出できない人が操作しています。オンライン会議ツールとは何が違うのでしょうか。分身ロボットを使って、学校の授業に参加したり、働いたりしている人たちの声とともに、その可能性と未来を考えてみませんか。
目次
第1章 分身ロボットを何のために使うのか(分身ロボットの特徴;動き回るロボット;複数人で一台のロボットを動かす;忙しい現代社会;「無理をしない」という捉;技術を何のために使うのか)
第2章 分身ロボットのパイロットになる(OriHimeパイロットさんってどんな人たち?;OriHimeパイロットさんの紹介;分身ロボットを使って働くことで生じた変化;分身ロボットを使った接客ってどんな感じ?;生身の自分と分身ロボットの自分の使い分け;だれもが分身ロボットを使える社会へ)
第3章 分身ロボットを通して考える社会(分身ロボットとめざす社会;分身ロボットが直面する課題;「カフェ」としての今後の方向性;人とロボットの境界線)
著者等紹介
江間有沙[エマアリサ]
東京大学国際高等研究所東京カレッジ准教授。2017年1月より国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員。専門は科学技術社会論(STS)。人工知能やロボットを含む情報技術と社会の関係について研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読書家さん#Ov47TP