岩波ジュニアスタートブックス<br> 木が泣いている―日本の森でおこっていること

個数:
電子版価格
¥1,595
  • 電子版あり

岩波ジュニアスタートブックス
木が泣いている―日本の森でおこっていること

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年09月08日 22時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 126p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000272513
  • NDC分類 K652
  • Cコード C0361

出版社内容情報

世界有数の森林国,日本.その豊かな森は,かつて人の営みとともにありましたが、次第に放置され、今では厄災につながるケースも増えています.そんな現状を改善し、豊かな森を取り戻そうとする取組が,いま各地で行われ始めています.歴史をふまえ、環境問題の視点も取り込み,森と人とのよりよい未来をどう作るかを論じます.

内容説明

世界有数の森林国、日本。森は、今荒廃が目立ち、木も森も泣いているように見えます。どうすれば、豊かな森を取りもどせるのでしょう。多様な視点から木と人とのよりよい未来を考えます。

目次

プロローグ 森へ行こう!
1 豊かに利用されてきた日本の森(日本は世界有数の森林国;日本の森はどのように利用されてきたの?;縄文時代・弥生時代;飛鳥時代から戦国時代まで;江戸時代;明治時代;戦争の時代;全国で植林が始まった;造林と国土の保全;安価な木材の輸入が始まった;平成・令和の時代;森とのかかわりは時代とともに変化)
2 森と人の暮らしのかかわり(森が持つ多面的機能;水をためる力・はぐくむ力;風を防ぐ力;災害を防ぐ力も持っている森;温暖化を抑止する力がSDGsを実現;大きな役割・小さな役割;森の整備、そして保全;森を守る人「フォレスター」の存在;緑を守る「緑の雇用」作戦;林業女子・林業男子;必要なのは有効活用;国産木材の利用量を増やすアイディアを出してみよう!;利用量を増やすアイディアは他にも!)
3 これからの森の使い道(国産木材の使い道;よみがえらせよう!森利用のサイクル;利用するサイクルを創出)
エピローグ 森とともに生きよう!

著者等紹介

長濱和代[ナガハマカズヨ]
博士(農学)。前・日本経済大学教授。現・林業経済研究所研究員。名古屋市出身。愛知教育大学教育学部卒業。東京都で小学校教員を経て、筑波大学大学院で修士(環境科学)取得。東京大学大学院新領域創成科学研究科で単位取得退学。地球環境の問題を、世界の森林減少と保全から解きたいと考え、インドのヒマラヤ山麓でフィールドワークによりデータを蓄積する。地域では、林業女子会@東京、森林ボランティアグループ「樹人の会」(松戸市)に参加するなど、森林資源の循環を模索中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

34
日本は国土の7割が森林である。日本の歴史的背景と共に、現状における森林に関する問題など分かり易く書かれている。国産木材を利用し需要率を高め、木を循環させること、防災の為にも森林の役目について改めて考えさせられた。2023/10/29

Mayuko Kamiwada

3
日本は世界有数の森林国だ。 ただその森林国である日本に危機が近づいていることを警鐘を鳴らしている著者。 昔のように豊かな森を取り戻すためにはどんな手立てがあるか考えさせられる。 これまで植えられてきた木にはどんな役割があるのか、またその木を利用するためにはどのような動きが必要なのか改めて数字などで表されて、現実を知らされた。 どこから動けばいいのか分からなくても、最後のページにある「次に踏み出す地図」で紹介されている映画や書籍を通して、森に少しでも興味を持ち、知識を得たい。2023/10/19

izumone

0
書きぶりや内容の範囲からいって,富山和子さんの名著『森は生きている』(初版1981年)の衣鉢を継ぐ21世紀版という位置づけの本という印象。奇しくもタイトルに使われることばが”生きている”から“泣いている”になっているところがやりきれない。2023/09/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21307931
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。