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若い世代の参入により
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
55
数年前から、言葉への関心が大きくなっている。その一つとして、俳句や短歌を読むようになった。まだ、自分で詠むには至っていないが、いろいろな表現形式に触れることの意義を実感している。自分でも少し・・・と考えていたところで、出会った1冊。まずは、詠んでみることから始めようかな。守破離のとおり、まずは五七五の型から始め、季語の有無はその次で・・・で、いずれ自由律に辿り着けるといいかも。眼に見える形で表現(アウトプット)することだ。2025/01/03
紅香
27
たった17音で記憶を封じ込めておける俳句。何と画期的で合理的!こんな文化を待ち続けている日本って素晴らしいと思う。その日に見た風景や心情を切り取ることができたら楽しいだろうな。。また俳句を読むことで作者と同じ場面を擬似体験できるというのも改めて発見することができ、驚きました。季語が記憶のスイッチを押すというのも確かにと納得。言葉の意味を手繰りよせると私に繋がる。シャッターチャンスはあちらこちらに。著者の俳句愛が伝わってきました。今すぐ詠みたくなる一冊。『ラムネから噴き出してる 時間、とか 佐藤廉』が好き。2021/07/28
コウママ
7
図書館。思いがけず句会というものに参加する事になり学生さん向けのこちらを借りてみました。神野さんが俳句始めたきっかけ、色々な俳句の解説、作ってみよう、という流れ。いいなと思う句をワタシついパクってしまいそう汗、、って事で句会の参考にならなかったけど読み物としてお若い方の俳句がおもしろいなと思いました。2024/05/15
私的読書メモ3328
3
十代向けの俳句入門書。難しいコンセプトだと思いますが、その目的に対してどれほどの出来なのかは、やや疑問符がつくところ。作者自身の俳句にのめり込んだ経緯、様々な名句の鑑賞文、技術的な俳句の作り方指導の三部から成ります。名句鑑賞は、それだけで体系的に著作にして欲しいところ。2021/08/27
okatake
3
紗希さんのティーンズ向けの俳句入門書。 基本は押さえつつも、新しいアプローチからの俳句指南本とも言えようか。どこがとは、はっきり言えないのは、私がまだ十分咀嚼出来ていないからではあります。 3章「作ろう私の五七五」は丁寧で、わかりやすく詠み始められそう。2021/04/28