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内容説明
戦後日本経済の構造変化とその影響をドキュメンタリーはどのように見つめたか。急速な工業化の影響がわれわれにもたらしたものとは。農業から工業、農村から都市、炭鉱、公害、原発…。また映画の誕生とともに科学と結びついた映像は、変化する現象をいかに切り撮ったか。そして、これからのドキュメンタリーとは…。
目次
第1章 産業と科学技術を追って(村と産業;公害とのたたかい ほか)
第2章 社会と環境に向きあう(父・伊勢長之助のこと、PR映画のこと;企画者の仕事からみた「PR映画」「産業映画」「産業映像」の半世紀 ほか)
第3章 科学と映像(科学映画の昨今;「もんしろちょう―行動の実験的観察」について ほか)
第4章 ドキュメンタリーはつづく(僕にとってのセルフドキュメンタリー;ドキュメンタリーを巡る旅 ほか)
著者等紹介
佐藤忠男[サトウタダオ]
1930年新潟県生まれ。国鉄職員、電電公社員、「映画評論」「思想の科学」編集長を経て、映画評論家となり、幅広い分野の評論活動を展開する。1962年映画評論家として独立、映画を中心に、演劇、文学、大衆文化、教育と幅広い分野にわたり執筆活動を展開。アジア、アフリカ、中東の国々との映画交流も続けている。また、日本映画学校の理事・校長として、後進の育成にも尽力する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。