出版社内容情報
二十年ぶりの親友との再会を語った「歳月は友情になにを作り出すのか」、タクラマカン砂漠疾走の記「揺れる河中に地球の不思議があった」など九十九篇のエッセイに加え、連作小説完結篇「ラストショット」を収録。「文士北方謙三、好奇心いまだ衰えず、行動力ますます盛んなり。ひたすら驚嘆!」(佐伯泰英氏)
内容説明
君は、誰かと遭遇するか。再会は生き方の確認と言ってもいい、と私は思う。連作小説完結編「ラストショット」を単行本初収録。
目次
第1部 再会の岸辺へ(嗤っている人がいても仕方がないか;ひとり静かに唄っていたいものだ;時には自分の姿を見つめてみよう;大雪が降ると思考が停止する;気候も海もやはりちょっとおかしい ほか)
第2部 風と海と祈りと(生きることは殺すことか;歩き回っても見えないものはあるか;みんな大らかに生きようぜ;絶叫してみてなにが見えたか;あのライブで君に会ったよな ほか)
特典小説 ラストショット
著者等紹介
北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年、佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を受賞。20年旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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starbro
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